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★子供にも楽しめそうなジャズCD


A:コメント
B:曲紹介
C:CD紹介


★ A:コメント

まずは「ジャズ」がどんなものか知ってるのかどうか・・・??

すでに知っている曲で、ジャズでなのと、ジャズアレンジのものと
比較して聞かせると、こういうのがジャズなんだと分かると思います。

そういう意味で、「ディズニーもの」「クリスマスもの」などをとりあげ
ました。

また、綾戸智絵さんのライブDVDなら、子供でも楽しめるかもしれ
ません。「LIVE! 綾戸智絵」を見せるのはどうでしょう。

CD紹介は弾くことは意識せず、聴いて楽しそうなものを挙げました。

弾く場合、曲はアドリブなどをせず、譜面を使うのであれば、コードが
少々凝っていても、譜面上、弾けそうなら問題ないと思います。
親しみやすく、気に入ったものをどうぞ!


★ B:曲紹介

譜面のありそうなもの

譜面を使うなら、まずは「エンターテイナー」が一番お薦め!
簡単にしたアレンジもあります。

「星に願いを」「A列車で行こう」「聖者の行進」  
「フライ・ミートゥ・ザ・ムーン」「明るい表通りで」「ワークソング」
その他クリスマスソングなど

 以下少々難しいかな?
「キャラバン」「テイク・ファイブ」「バードランドの子守唄」
「二人でお茶を」「ライク・サムワン・イン・ラブ」

譜面のなさそうなもの
「You Look Good To Me」オスカー・ピーターソン
(CDプリーズ・リクエストや、ライブビデオに収録)

「Preacher」ホレス・シルバー(ベスト盤などに収録)(コード譜はある)

以下に紹介した、モンクやパウエルの曲


★ C:CD紹介

*ディズニーもの
・「DISNEY SONGS THE SATCHMO WAY」ルイ・アームストロング
  だみ声の元祖ですが、ユーモラスで温かいです。

・「DAVE DIGS DISNEY」デイブ・ブルーベック・カルテット  32DP-664
  このグループのアルトサックス奏者のポールデスモンドのやさしくて
  温かい音が大好きです。

「星に願いを」「不思議の国のアリス」などは比較的弾きやすいと思います。

*テレビもの
・「ANTITHESES(アンチテーゼ)」クリヤ・マコトKICJ-350
  ルパン三世のテーマ、宇宙戦艦ヤマトのエンディングテーマ、
  FLY ME TO THE MOON(エヴァンゲリオンのテーマはこの人の演奏)
  セーラームーンのテーマ、ガンダムのテーマ…を一流ミュージシャンが
  ジャズにして演奏しているようです。僕は聴いていないけど。

・「ウルトラマンジャズ」布川俊樹プロジェクト  AHCZ-0001
  タイトル通りの曲が並んでいるようです。これも聴いてない…。

 最近こういうの多いんです。ジャズの多い店ならこういうのを集めた
 コーナーもあるかも。


2004.8.25追加:井上祐一「アーユルベーダ〜ジャズ・アニメ曲集」
 1.クレイドル・ソング
 2.おもひでぽろぽろ〜メイン・テーマ
 3.耳をすませば〜カントリー・ロード
 4.風の谷のナウシカ
 5.ナウシカ・エピローグ
 6.火垂るの墓〜埴生の宿
 7.もののけ姫
 8.キテレツ大百科〜はじめてのチュウ
 9.タイガーマスク〜みなしごのバラード
 10.一休さん〜ははうえさま
 11.キャンディ・キャンディ〜あしたがすき
 12.宇宙戦艦ヤマト〜真っ赤なスカーフ
 13.バック・トゥ・ザ・チャイルドフッド
パドルホイール/キングレコード(KICJ 400)

*クリスマスもの
・「Christmas Party」デイブ・マッケンナ(ソロピアノ)CCD4923-2
  ソロピアノの名手デイブマッケンナのクリスマス曲集。
  いきいきとswingしていて、クリスマスの曲をジャズにするとこんな
  風になるんだあって、とっても新鮮な気持ちで聴いてもらえると思います。
 「サンタが街にやってくる」「ジングルベル」「清しこの夜」ほか

・「クリスマス・コレクション」(トラディッショナル)MVCJ-14011
               (コンテンポラリー)MVCJ-14012
  知っている曲ばかりではないかも…。
  
 「ジャズ・クリスマス・パーティー」WPCR-1680
・「ジングルジャズ」布川俊樹他たくさん。季節になればきっとお店に
  コーナーが用意されそうだけど、今はどうかな?「企画もの」という
  コーナーがあるかもしれませんね。
  
*「ラプソディー・イン・ブルー」
いろんな人が演奏していますね。 小沢征爾&マーカス・ミラーはテレビでも
やっていましたね。小原孝、山下洋輔etc...。

*ミュージカル…たぶん1950年代くらいまでのものはジャズ風の曲がたくさん
 たくさんあるとおもいます。 
    

*ピアノDUOなら楽しさ2倍
ピアノデュオってとっても楽しいですよ。
子供だって見て、聴いて、弾いて、それぞれとっても楽しいと思います。

・「OUR DELIGHTS」トミー・フラナガン&ハンク・ジョーンズ
 ピアノ2台のみ。パナソニックのCMで「ヤルモンダ!」といっていたのが、
 弾けないジャズスタンダードはないという「ミスター・スタンダード」
 ハンク・ジョーンズです。楽しいアルバムなのに最近みかけないのが残念。

「Two For Two」秋満義孝 塚原小太郎
これもデュオでとっても楽しいです。
日本人がやってるってことで親しみも持ちやすいかも。


*リズムが楽しいジャズ
・「タイムアウト」デイブ・ブルーベック 
  これは持っていないけどたぶん「TAKE FIVE」が入っているんじゃないかな?
  僕が初めてジャズと認識して聴いたジャズが、デイブ・ブルーベックの
  ベスト盤でした。といっても、5拍子の曲を作ろうと思って、5拍子の曲
  を探したら、デイブ・ブルーベックが演奏している「TAKE FIVE」を
  紹介されて、それがたまたまジャズだったというだけのことなんですが、
  これをきっかけにジャズを職業にしてしまうことになろうとは…。

*ブギウギ+ブルース+ジャズ
・「ALONE AT MONTREUX」レイ・ブライアント AMCY-1049
  ほとんどの曲が元気で勢いがあって、僕もお気に入りのアルバムです。
  「グリーンスリーブス」「愛の夢ブギ」といった有名曲も。


*ジャズ+ブルース+ポップス+マーチ?
・「MONTREUX ALEXANDER」モンティ・アレキサンダー   POCJ-1870
  ひとことで表すなら「楽しきゃいいじゃん」。
  なんでもありの陽気なジャマイカンです。
  ごんべさんの赤ちゃんが…ってなんて曲だっけ…?(これも著作権まずい…?)
  あれの原曲「リパブリック讃歌」一曲の為に買ってもいいかも。
  言い換えると他の曲はちょっと冗長…。

*ファンキー・ジャズ(特にノリのいいジャズ)
・「FUNKY」ベニー・グリーン  TOCJ-5592
 「マーシー・マーシー・マーシー」クリヤ・マコト
 分かりやすくてノリのいい楽しいジャズだと思います。
 
・「This Here is Bobby Timmons」ピアノトリオでとってもかっこいい!
なんか粋なんだよなあ!

*ジャズロック
・「THE IN CROUD」ザ・ラムゼイ・ルイス・トリオ 
  60年代のアメリカって感じです。ピアノでディスコ。
  男の子だったら結構楽しむかも。最近この人のベスト盤がでてるみたい。  


*スウィング・ジャズ
・「THE GREATEST JAZZ PIANO」テディ・ウィルソン  J33J 20123
 アートテイタムと同じく1930年代から80年代まで活躍した人で、 
 もっとソフトでおしゃれです。晩年の演奏ですが、その分録音の音は良いし、
 楽譜も少しだけでています。10度が多くて弾けませんが。
 クラシックの学習に悪影響のなさそうな趣味の良いピアノです。
 オイオイ他のはどうなる…?
 「A列車で行こう」ほか

・グレン・ミラー
 伝記映画もありますが、茶色の小瓶等の入ったベスト盤のCDもあると
 思います。
 

*きれいな曲
・「EASY TO LOVE」ビル・エヴァンス
  きれいな曲が好きだったらまずはこれです。
  ビル・エヴァンスが娘に捧げた「ワルツ・フォー・デビー」。
  絶対弾きたくなりますよぉ。
  「エリーゼの為に」より有名になってもおかしくない名曲中の名曲。
  ただ、これより先に、似た曲があったのが分かって、ちょっと残念だった。
  「ビル・エヴァンス」(シンコー・ミュージック)に楽譜も出ていますが、
  手が届かなくて苦労するかもしれないなぁ。
  僕もそのままじゃつらいので音を代えてる(笑)。
  「ワルツ・フォー・デビー」というアルバムもありますが、ベースソロが
  多いので、ソロピアノ集の「EASY TO LOVE」を挙げておきました。

ケニードリューのベスト盤(「最初にお薦めのジャズCD」でも紹介)
  普通にジャズですが、特に女の子には割と気軽に親しめるのでは
  ないかと思います。有名曲ばかりで、コード譜ならすぐ手に入るもの
  ばかりですし(コピー譜にもいくつか掲載されている)、テクニックの
  ある子なら弾けるかもしれません。


*モダンジャズで曲が親しみやすいもの
・「GENIUS OF MODERN MUSIC」セロニアス・モンク  TOCJ-1510
  の4.6.8.9.曲目あたり、こんな面白い曲があったんだ、と驚かれるかも。
  こんなのあり?って感じ。
  子供が弾いているようにも聞こえるかもしれません。
  テクニック的な部分では、批評家はじめいろんな人にけなされつつも、
  ジャズ界でもっとも尊敬され続けるひとりです。
  まぁ、細かいことを気にせず素直に楽しんで欲しいアルバムです。
  
・「BLUES FOR BOUFFEMONT」バド・パウエル  TKCB-70243
  これまた1.2.3曲目に無邪気でかわいい、子供っぽい曲&演奏が並んでいます。
  僕の一番好きなジャズ・ピアニストの晩年、といっても40才頃の演奏です。

・「ELMO HOPE TRIO & QUINTET」エルモ・ホープ  CJ28-5125
  曲がカッコよかったり、可愛かったり、親しみやすいかと思います。
  どちらかというと男の子向けかな。余談ですが、セロニアス・モンク、
  バド・パウエル、エルモ・ホープの3人は親友で、…以下略…(笑)。


なおCD番号は、再発売などにより、変わってしまっていたらごめんなさい。

*番外
スマップのCDにはアメリカの一流ジャズ・ミュージシャンをたくさん
起用していて、インスト(歌無し、演奏のみ)のCDもでていますよね。
別にジャズにはなっていないとおもいますが…。


<おまけ・・・ロックンロールピアノ>

*ニューオリンズの伝統的ロックンロール…だと思う。
「Rock'n'Roll Gumbo」プロフェッサー・ロングヘアー
プロフェッサー・ロングヘアーはピアノとボーカルの担当だと思います。
ピアノの音が大きく録音されていてうれしいです。
子供の頃にこんなのを聴いていれば、毎日毎日ピアノを弾きまくっていた
かも知れないのになぁ。

*ニューオリンズの伝統的ロックンロール(2)
「Gumbo」Dr.ジョン  AMCY-233
こちらも彼の弾き語り+バンドというスタイルです。
ライナーノートには「ニューオリンズ・ブルースとストンプ・ミュージック
を基にディキシーランド・ジャズを少しとスパニッシュ・ルンバ・ブルース
がいくらか」と書いてありますが、僕にも良く分からないのでどんなものか
とは聞かないでください。要は1950〜1960年代のニューオリンズでのヒット曲
を集めて演奏したもののようです。
プロフェッサー・ロングヘアーよりはややのんびりしたかんじで、
僕はこちらの方をよく聴きます。
ニューオリンズ特有の、楽しいなかにもなんとも言えない哀感のある
ピアノがたまりません。
「Stack-A-Lee」は名曲ですよ。


*ニューオリンズジャズ+ファンク
・「MARDI GRAS IN MONTREUX」ザ・ダーティー・ダズン・ブラス・バンド
J33J 20127
  これはジャズにはいるのかどうかわからないけど、めちゃめちゃ楽しい。

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