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♪書籍 ジャズを知ろう！
「誰も教えてくれなかったジャズの聴き方」水城雄 ブックマン社
著者の好みに偏ってはいるが、演奏する側から、こんなにわかり
やすく、しかも面白く、ジャズの仕組み、楽しみ方を解説して
くれる本は今までなかった。オススメ！
「楽器でJAZZを楽しもう」寺島靖国 河出書房新社
60歳を過ぎて楽器を始めて、楽しくて楽しくてしょうがないという人や、
3歳からピアノを始め、プロを目指し、あきらめ、20年ずっと音楽と遠ざ
かっていて、いま再び始めた方の、じんわりと音楽への、愛が溢れた
文章まで、10人ほどの楽器体験談が載っています。なるべく、すんなり
上達してない人を選んだそうです(笑)。
僕のいた、大学のジャズサークルの1967年ごろの様子が載っていて、
これもとても面白かったです。その頃あったというオーディション
も、勉強会も、合宿でのしごきも、テレビ出演も、僕がいたころには
何もなくなっていましたので、うらやましく思いました。
体験談を寄せている人は、普段から書いている人が多く、文章がうま
いので、サラッと読むこともできるし、楽器をやってる人には、参考
になる話がそこかしこにあって、（すべて信じてもいけないが）、読
み応えがあります。
音楽が「音が苦」になったり、ピアノが「ピアNo」になったりしそう
なときにも、息抜きに、刺激に、音楽の楽しさの原点を感じさせてく
れる素敵な本だと思います。お薦め！
楽器でJAZZを楽しもう
「ジャズに目覚めた日」新藤伸恵 音楽之友社
ジャズに出会い、ジャズピアノを習い始めるところから、
バンドに入いり、色々な経験を積んでいく様子がとても
楽しく描かれています。
ジャズピアノを弾きたい人にとってもオススメ！
「ジャズピアノ入門」 ジャズ批評ブックス 松坂発行
有名ジャズピアニストの主なアルバムを紹介しています。
必携でしょう。
「20世紀ジャズ名盤のすべて」 Swing Journal
年代順に名盤といわれるＣＤを紹介してます。
あれもこれも欲しくなっちゃいます。
「20世紀ジャズ名曲大事典」 Swing Journal
スタンダードとなっている名曲を紹介、それぞれ演奏されている
ＣＤがたくさん掲載されていて便利です。
「完全新版モダンジャズ名盤500」
有名なミュージシャンについては特に詳しく、それぞれの代表作を紹介。
掲載ミュージシャンを選ぶさまが載っていて面白い。内容も充実。
「ジャズこだわりＣＤ６６８」 岩浪洋三 日本文芸社
筆者の好み・主張が出てしまっているとはいえ、一枚一枚解説があって
わかりやすいし、曲名・ミュージシャン・ジャケット写真もすべて掲載
されているのもありがたい。
「さわりで覚えるジャズの名曲２５選 ＣＤ付」
25組25曲、演奏はそれぞれ最初の2分程度だけど、丁寧な解説を読みながら
聴けるのは、初心者にとって便利なのでは？
さわりで覚えるジャズの名曲２５選
「Inner Views」キースジャレット 太田出版
音楽とは何か、即興演奏とは何か、少々難しい言葉が多く出てきますが、
目からうろこが落ちる思いで繰り返し読んだことを覚えています。
「マイライフ」綾戸智絵 幻冬舎
超人気ジャズボーカリスト綾戸智絵の、初の自筆エッセーというか自伝。
さすが綾戸さん。期待を裏切らない、というか、それをはるかに超える
面白さ。
小さい頃からとんでもない人だったということがよくわかりました。
怖いもの知らずでどこにでも飛び込んでいくようす、危機的状況からの
信じられない脱出劇や、復活劇もすさまじいです。
ぜひご一読を！
漫画「ピアノの森」一色まこと 講談社
森に捨てられていたピアノで小さい頃から遊んでいた男の子「カイ」。
才能を見出され、レッスンやコンクールを受けるが、自由奔放な性格で、
結局自由気ままに演奏する道を選ぶ。
一方、コンクールの常連、雨宮修平は、レッスン、留学をしながらも、
いつもカイのピアノが耳を離れなず、帰国し彼を探し出す。
するとカイはなんと女装し、ストリップ劇場でピアノを弾いていた・・・。
この曲はそんなことのために作られた曲じゃない！
しかし、その演奏だけに集中していると怒りがすうっと消えていった。
そこには秀才雨宮があこがれ続けた自由なカイの音楽があった。
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