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Swingyの好きな音楽 (ジャズを中心に) 

  


♪初めて聴いたジャズのアルバム  (1989年のこと)

 

五拍子の曲はないかと聞いて教えてもらった「Take Five」、

この曲の入っているCDを探して聴いたところ、

とても面白かったことから、ジャズを聴くようになりました。

↓↓
Hey! Brubeck Take Five!」 デイブ・ブルーベック・カルテット


幸い、次に聴いたこのアルバムも気に入りました。


We get Requests (プリーズ・リクエスト)」 

オスカー・ピーターソン


彼のオリジナル 「You Look Good To Me」がとても

親しみやすかったのです。

同じく、オスカー・ピーターソンの「Night Train」のラストに

入っていた、「自由への讃歌」に感動。

こういう演奏がしたいと思いました。
今は合唱曲としても歌われているようです。


1990年代(20代)によく聴いていたアルバム

◇バド・パウエル(piano)


 「Jazz Giant
良くも悪くも感情的な演奏だけれど、僕は大好きです。
激しく緊迫感のある「Tempus-Fug-It」、

切ない「I'll Keep Loving You」のほか、

急速調で、アレンジもかっこいい「Cherokee」、

せつなく美しい「Body&Soul」など、

息もつかせぬハイテンションな演奏を中心に名演がずらり。

Amazing Bud Powell Vol.5」 
人気曲「クレオパトラの夢」収録。
マイナー調の似通った曲ばかりだし、演奏もかなりよろけ

気味なのに大人気のアルバム。

これが人気あるならできそうと思ってしまったわけです()

Sonny Stitt -Bud Powell - J.J.Johnson
これはバド・パウエル絶頂期のセッション。
今でも、朝、さっと元気になりたいときにこれを聴きます。
また、メンバーの違う二つのセッションが好対照。


◇ミシェル・カミロ「Michel Camilo
これはハマりました!
スピーディーでスリリングでキレキレなラテンジャズです。
ぜひライブを体験してほしいです!


◇レイ・ブライアント「Alone at Montreux
ソロピアノで、ガッツリとブギウギやブルースをやっています。
ライブ盤でとても楽しいです。


◇ビル・エバンス「Moonbeams
僕が一番好きなエバンスのアルバムはこれなんです。

一曲目の不安定な感じも好きだし、二曲目以降の

穏やかさは大好きです。


◇ジョージ・シアリング「Jazz Moments
一音一音丁寧に紡ぎ出される、とても優しく暖かい音のピアノです。
こういう音が出せたらなあ。


◇ケニー・ドリュー「ケニー・ドリュー・スペシャル」
彼のスイング感、スピード感はとても好きでした。


◇チック・コリア「Chick Corea Akoustic Band
スカっとしたキレのいい演奏でよく聴きました。


◇ハービー・ハンコック「The Piano
後半のオリジナルが優しく切なく、お気に入りです。

ラストのブルースもかっこいい!


◇綾戸智絵「A Song For You
彼女のインディーズ一枚目。たまたま雑誌のプレゼント

でもらってすぐに気に入りました。
迫力の低音ボイスだったので、ライブハウスで初めて

見たとき、あまりに小柄なことにびっくりしたのを覚えています。


◇ ベン・ウェブスター(tenor sax) 「Soulville」  


渋いです。 やさしく温かく、ときに力強く豪快に。

ハスキーなテナーサックスの音色からは、酸いも甘いも

噛み分けた、男の色気を感じさせます。
秋から冬への長い夜、ひとりでじっくり浸りたい一枚。
一曲選ぶとしたら、

CDBen Webster On Emarcy -master takes」に収録の

Old Folks」。僕が死んだら葬式にはこれを流して欲しい()


土岐英史(alt sax)
In A Sentimental Mood

んーー、甘く優しく切ない音色が、もーたまらない。

こんなのありですか?


◇ポール・デスモンド(Alt Sax)Easy Living

前出、デイブ・ブルーカルテットのアルトサックス奏者です。
いつでも優しい音ですが、このアルバムは全員優しい音で、

まるで子守唄。寝るときのお供です。


◇イリノイ・ジャケー(Tenor Sax) 「The Comeback

とにかく熱い! こてこて、乗りまくりLIVE!
上記ポール・デスモンド同様、「Easy Living」が演奏される

けれど、とても同じ曲とは思えない、渋く、重たい仕上がり。

どっちも大好きです。

*アルトサックスは甘く優しい音が好きで、上記の他に、

ジョニー・ホッジスも好きです。
*テナーサックスは、ダミ声的な音が好きで、ウェブスター、

ジャケーの他、ジョニー・グリフィン、ジョージ・アダムス、

アーネット・コブらが好きです。


◇ファラオ・サンダース(Tenor Sax)Live!」 
サックで吼える、声でも吼える、ピアノのジョン・ヒックスも

狂ったように弾きまくる、熱狂のライブ盤。


◇「Tribute To John Coltrane

デイブ・リーブマン、ウェイン・ショーター、
リッチー・バイラーク、エディ・ゴメス、ジャック・ディジョネット、
上記と並んで、史上まれに見る凄まじいライブです。

CDとビデオがありました。


◇森山威男(drums)
Live At Lovely
とにかく、凄い! 壮絶! 
嵐のようなドラムに全くひけをとらない板橋文夫の

ピアノも世界最強!
バラードにおける森山さんの日本的なドラムがまた

素晴らしく感涙もの。

 

上記のメンバーとは違いますが、ライブ映像がありました。

森山 威男 Septet  Sunrise

http://youtu.be/2K5p-HONQ_w

 

森山 威男 SextetGoodbye

http://youtu.be/RcfIMgspou4



◇メイシオ・パーカー(Alt Sax  ファンク) 「Planet Groove
ジャズから少しだけ離れますが、これも最高!
これが、GROOVE! とても力強い、強烈なグルーブです。
このノリをなんと表現したらいいのか・・・。
とにかく、むちゃくちゃファンキーで熱い熱い演奏です。


ジャズから外れたついでに、これも
Dr.John Gumbo 
ニュー・オリンズR&Bの名曲を、渋いダミ声と楽しいピアノで!


◇ミュージカル「Black and Blue
声も見た目も迫力満点な黒人女性三人が、ジャズや

ブルースの名曲を歌うのですが、これが超かっこいい!!
サウンドトラックCDは入手可ですが、DVD未発。

出たらぜひ見て欲しい!



2000年代(30)によく聴いていたアルバム

◇スタン・ゲッツ&ケニー・バロン「people time

スタン・ゲッツ(ts)最後のレコーディングとなったこのアルバム。
特別なことは何もやっていない。だけど、集中力が、気迫が違う。
最高に素晴らしい普通。


◇ケニー・ギャレット「songbook

しょっぱなから勢いよく飛び出していく。そうでない曲も

途中からぐんぐん盛り上がってかっこいい。

特にケニーギャレット(as)
盛り上がり方は見事で、うまくつぼにはまる感じ。 

自作のバラードも知的かつ美しい。
ドラムのジェフ・ワッツは音数もグルーブも凄まじく、

ピアノの故ケニー・カークランドも、センスとスピード感と

力強さを兼ね備えてかっこいい。
かなりはまったアルバムです。
同じくケニー・ギャレットの「Simply Said」は大人しめですが、

ポップでおしゃれでかっこいいです。


◇ミシェル・ペトルチアーニ「Trio In Tokyo
言わずとしれた名盤。曲も、演奏も、最高です。お薦め!



◇ディック・モーガン「See What I Mean?
無名なピアニストですが、このアルバムだけ大好きです。
これの一曲目、タメの効いたブルース。こう弾きたいんだなあ!


◇マリーナ・ショウ&フレディ・コール「When Youre Smiling
デュエット+ピアノトリオでの楽しい楽しいライブ盤! 

音も素晴らしい。
お薦め!

 

 

◇チャーリー・ヘイデン 「Nocturne

00年代の就寝CDはこれでした。特に夏、涼しく寝たい時にお薦め。

 

 

ジャズ以外では、近藤房之助のライブやCDを良く聴いていました。

他にも、柳ジョージ、小島麻由美、倉橋ヨエコ、Ego-Wrappin’など

やはりジャズやピアノと縁のある音楽が多かったです。

 


2010年代(40代) 良く聴いているCD
      ↓  ↓
ブログの「★2011〜12年 よく聴いたCD」 




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◆ジャズ以外だけどとても好きな、そしてお薦めの音楽

「ヒメネ・タラヴァ」
「地球の音」というエスニックサウンドコレクションの一曲、
タヒチの合唱で「ヒメネ・タラヴァ」という歌がある。
いわゆる合唱の声ではなく、島国に普通に生活するおじちゃん
おばちゃんの声だが、明るく伸びやかで圧倒的に力強い、
生命力溢れる声、合唱。
生きている幸せをたたえた素晴らしい歌。


フェラ・クティ(アフリカン・ファンク)
Underground System
少しも洗練されない、土臭い濃密な音や声、延々と続く強力で

強烈なリズム。生命力そのままの音楽。

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◆バイブルとしている本  

「キースジャレット 音楽の全てを語る」 立東社 (絶版)

即興演奏をするとはどういうことかを、言葉にできる範囲で知る
ことができる。知的好奇心を駆り立てられるし、かなり刺激を受けた。

上記の本を、キースが加筆修正した「inner views」という本も
あるが、それも絶版。

キースのCDは実はあまり聴かないのですが、完全即興演奏のCD

では、「Solo concerts」。

スタンダードではソロでの「The Melody at Night With you」やデュオ

での「Jasmine」が好きです。



「偶感集」 野口晴哉  全生社  

昭和の天才整体師の本。病気と健康に関するエッセイ集
あちこち体の具合が悪いと思っている時に読んで衝撃を受けた。
これは全生社のHPでしか買えませんが、↓は書店でOK.

同じ野口晴哉に関する本で、彼の奥さんが書いた
「回想の野口晴哉 〜朴歯の下駄」 野口昭子 ちくま文庫


は、晴哉氏と昭子氏の日常のやりとりがたくさん書かれていて、
その中から、心と体に関するさまざまな言葉が、ストレートに飛び
込んできます。とても面白く、刺激的でもあり、繰り返し読んでいます。


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ここまでswingy記入
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