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ジャズピアノ基礎練習 2.スケール


◆スケールの学習手順

Swingyが覚えたほうがよいと考えるものから順に並べてみました。
下の方で、それぞれの説明をします。


1)
Major Scale(長音階)の1〜5度(ドレミファソ)
Minor Scale(短音階)の1〜5度

2)
Major Scale
Minor Scale (Natural Minor Scale=自然短音階)
3)
Penta Tonic(Major、Minor)
Blues Scale

4)
Harmonic Minor Scale(和声短音階)
Harmonic Minor Perfect 5th Below(完全5度下の和声短音階)

5)
Mixo-Lydian Scale
Dorian Scale
Aeolian Scale
Phrygian Scale
Locrian Scale
Lydian Scale
Melodic Minor Scale(旋律短音階)

6)
Alterd Scale
Lydian b7 Scale
Mixo-Lydian b6 Scale
Diminished Scale
Combination Diminished Scale


(2007.11.23)------------------------------------------------------

便利な総まとめ!!
理屈は、下の解説や、理論書をお読み頂くとして、基本的にはこれだけ覚えればOK!
なるべく全調で弾けるようにしましょう。
     ↓ ↓ ↓
<<スケール&コード 総まとめ その1>>
<<スケール&コード 総まとめ その2>>


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◆それぞれ覚えたら、ジャズのノリにしたり、アドリブに応用するトレーニングをします。
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1) メイジャー・スケール(長音階)とメイジャー・コードを合わせて覚えよう。
   Scaleは曲でよく使われる基本的な音を順番に並べたものです。
   (ドレミファソラシドなど)
   そしてそれを一個飛ばしにして同時に鳴らすものをコードといいます。
   ドレミファソラシドを一個飛ばしにすると、ド ミ ソ シ、さらに一周
   すると、ド ミ ソ シ レ ファ ラという順番になりますね。
   このうち、始めの3つの音(ドミソ)が基本になります。
   まずこの基本の形を作るのに必要な、スケールの始めの5つの音
   (ドレミファソ)と、そこからできるコード(ドミソ)を、メイジャーで
   12種類、マイナーで12種類覚えましょう。


メジャースケール 1度から5度のみ
   マイナースケールになっていた間違いを修正しました。

マイナースケール1度から5度のみ

   この順番も覚えておくと後々便利です。
   マイナースケール(短音階)でも同様にやろう。

   スケールの音が分からない方はクラシックの教則本「ハノン」、ジャズや
   ポピュラーの教則本などで探してください。

   しかし言葉で書くのは難しいなあ!
   読んでもわかりにくいかも。
   ごめんねー。
   簡単なことなんだけど・・・。
   

 2) Major Scale & Minor Scale (Natural Minor Scale=自然短音階)

  1)では、スケールの7つの音(ドレミファソラシド)のうち、始めの
  5つの音までを練習しました。7つ全部弾くには指の数がたりないので、
  弾きやすい「指使い」を習得する必要があります。

Major Scale 2オクターブ指使いつき
右手の指使いだけ書いてあります。


  「ハノン」39番の長音階を利用するのも便利です。

  このMajor Scaleのドレミファソラシドに数字をつけます。
   ドレミファソラシド
   1234 5671  を基準にして、他のScaleを考えます。

  例えばNatural Minor Scaleは、ドから始めるとミとラとシにb(フラット) 
  がつきます。それを以下のようにあらわします。
   
   ド レ bミ ファ ソ bラ bシ ド
   1 2 b3  4 5 b6 b7 1  

Natural Minor Scale

 ※ハノンを利用したい場合。
  Minor Scale は(Natural Minor Scale=自然短音階) を最初に覚えるのが
  のちのち理論の勉強をする上で便利ですが、ハノンにはのっていません。
  上に、ハノン39番下のほうの、旋律短音階の後半のくだりの部分は、
  自然短音階と同じなので、この指使いを上がっていく時にも使いましょう。

   ちなみにMajor Scaleを。その6番目の音からはじめるとMinor Scale
   になります。

   C Major Scale
   ドレミファソラシド
   1234 5671  

  を6番目の音からはじめると、

    ラシドレミファソラ
    671234 56
  
  これがAmのScaleになります。

  A Major Scaleと比較すると、ドファソの#がありません。
  つまり、367がbしているということです。

   ラシ ドレミファ ソ
   12b345b6b7

   ドからはじめると、
   ドレbミファソbラbシド
   12b34 5b6b71


 3) Penta Tonic(Major、Minor)
    Blues Scale

   Penta Tonic(ペンタトニック)やBlues Scaleは非常に便利。
   臨時記号のでてこない、Diatonicの範囲内の、ようするに、
   簡単な曲なら、どんなコードのときでも、ずっとペンタトニック、
   あるいはブルーススケールでアドリブをしていれば、なんとなく
   曲にうまく合っているように聴こえます。

   Penta Tonicには、Major、Minorの2種類があります。
   Major Penta Tonic Scaleは、上の2)で紹介したMajor Scale
   ドレミファソラシドのうちの、ドレミソラドです。

   数字であらわすと、12356です。

   ここでもMajor Penta Tonicの6番目からはじめるとMinor Penta Tonic
   になります。
   
   ドレミソラドのラからはじめるので
   ラドレミソラになりますね。
   これがAmのPenta Tonicです。
  
   Major Scale(ラシ#ドレミ#ファ#ソラ)と比べると
   ラ ドレ ミ ソラは
   1b34 5b71です。
   したがって
   
   Cmは ドbミファソbシド
      1b34 5b71

   
  ★なぜわざわざ数字にするのでしょうか?
   数字でわかっていると、移調した位置でも、すぐにPenta Tonic
   を探せるのです。
   例えばAのペンタトニックはなんでしょう?
   A Major Scaleが ラ シ#ド レ ミ #ファ #ソ ラである
   ことと、Penta Tonic Scaleが12356であることが分かって
   いれば、その12356番目の音を抜き出せばPenta Tonicになる
   のです。
   だから、Major Scaleを覚えて、そこに数字をつけておけば、
   色々なスケールを覚えていくにあたって、大変便利なのです。

   ペンタトニックについてのより詳しい記述はこちらのHPへ

    「Be-Bop Music」

   「Be-Bop Music」の「Be-Bop Study」のコーナーの「ペンタトニック」

4)
  Harmonic Minor Scale(和声短音階)
  Harmonic Minor Perfect 5th Below(完全5度下の和声短音階)

  Minorの曲の5度に当たるコードが7thコード(V7)になっているときに
  使われるスケールです。

  C minorの曲だったら、Cが1度だから、D,Eb,FときてGが5度です。
  GまたはG7となっているときに使うということになります。
  Natural Minor Scaleではシがフラットでしたが、G7のコードトーンは、
  ソ・シ・レ・ファですから、シはナチュラル(フラットしない)しましょう。
  するとこのようなスケールになります。

  C の Harmonic Minor Scale

   ド レ bミ ファ ソ bラ シ ド
   1 2 b3  4 5 b6 7 1  

  実際には前述の通り、C minorの曲ならG7のところで使うわけですから、
  G、つまり「ソ」の音から始めて以下のような形で覚えておくと便利です。

  ソ bラ シ ド レ bミ ファ ソ 

  ソを基準に考えると、
  1 b2 3 4 5 b6 b7 1  となります。

  これをHarmonic Minor Perfect 5th Below(完全5度下の和声短音階)
  といい、ハーモニック・マイナー・パーフェクト・フィフス・ビロウと
  読みます。 略すと「Hmp5↓」と書きます。
  ま、要は、Harmonic Minor Scaleを5度ずらしたものです。

  このスケール、なんか全然違う名まえもあったけど・・、また今度(笑)。


5)

  Mixo-Lydian Scale
  Dorian Scale
  Aeolian Scale
  Phrygian Scale
  Locrian Scale
  Lydian Scale

  これらは普通のMajor Scaleをずらしただけなので、そんなに難しく
  ないです。Major Scaleの次にやる人も多いけど、急いで覚える必要
  もないと思う。
  詳しくは後ほど書きます。

  Melodic Minor Scale(旋律短音階)
  後ほど書きます。


6)
   セブンスコード(C7、D7など)でのスケール  7th(dominant 7th)


   まず、V7-IのときのV7はMixo-Lidianを中心にaltered scaleや、
   Con Dimなど様々です。


  4度上のマイナーコードに解決している7thはHarmonic Minor Perfect 5th Below、
  altered scaleや、や、Con Dimを使います。
  そのほか、その場面でそのコードを譜面に書いたとき、#がつくあるいは
  bをナチュラルに変える場合もそうです。
  ま、ようは、III7 VI7 VII7のときなんですけど。

  I7-IVのI7はMixo-Lidianそれ以外はだいたいLidian b7で合うかなと思います。

  これらはあくまで基本です。絵描きが、山を書くときに緑、りんごを
  書くときには赤と決めているわけではないように、ピアニストも欲しい音が
  あれば何でも使います。
  つまりスケールを考えなくなるので、それと比べてあっているとか違っている
  とか考えなくてもいいと思いますよ。こういうときは、どのスケールに近い
  音使いをしている、という程度いいんじゃないでしょうか。


  「やさしく学べるジャズハーモニー」 飯田敏彦 全音 

  の2巻に詳しい一覧表があるので参考にしてください。

 

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