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ジャズピアノ基礎練習 3.コード


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<<コード及びコード進行> 目次  
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★コードの学習手順
 下の方で、それぞれについて丁寧に説明しますので、さらっと見ておいてください。


1)基本3和音  (15.4.14更新)
   Major Chord(長三和音)
   Minor Chord(短三和音)
   Diminished(減三和音)


2)コード進行1(12.08.16更新)
   ダイアトニックコード  

3)コード進行2(12.08.15更新)

   スリーコードでの、ごく簡単なコード進行 
   1度-5度-1度
   1度-4度-5度-1度

4)4和音
  Dominant 7th ドミナント・セブン  C7(シー・セブン)など。
  Minor 7th マイナー・セブン    Cm7(シ・マイナー・セブン)など。
  Minor 7th b5 マイナー・セブン・フラット・ファイブ (-5)も(b5)と同義。
  Diminished 7th ディミニッシュ・セブン 7thと書かなくても7th(ただし事実上6th)を弾く
  Major 7th メジャー・セブン
  Minor Major 7th マイナー・メジャー・セブン
  Major 6th メジャー・シックス
  Minor 6th マイナー・シックス
  Dominant 7th sus4 ドミナント・セブン・サスフォー  C7sus4(シー・セブン・サスフォー)など
  など

5)コード進行3 (12.08.15更新) 

  循環コード  1度-6度-2度-5度など数種類。
  ツー・ファイブ・ワン2度-5度-1度(Major、Minor )

6)テンション・コード1
 3)のコードに9thを加えて覚える。

7)テンション・コード2
 9th、11th、13th、b9th、b13th 、#9th、#11thの組合わせ。
 A form、B formなど、決まった形を覚える。
b9th、#9th、はフラット・ナイン、シャープ・ナインとよみます。
-9 もフラット・ナインと同義で、読み方もフラット・ナインと読みます、よね?

8)様々なコード進行

?覚えたら、アドリブ・アレンジに応用するトレーニングをします。


◆ 便利な総まとめ ◆
理屈は、下の解説や、理論書をお読み頂くとして、基本的にはこれだけ覚えればOK!
なるべく全調で弾けるようにしましょう。
     ↓ ↓ ↓
<<スケール&コード 総まとめ その1>>
<<スケール&コード 総まとめ その2>>
 

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■1) 基本3和音を覚えよう!
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   『コードは、メジャースケールを基準に考えます。』

メジャーコードでも、マイナーコードでも、すべてメジャースケールを基準に考えます。

メジャースケール、(たとえば、ド,レ,ミ,ファ,ソ,ラ,シ)の7つの音に、
1,2,3,4,5,6,7と番号をふります。

ニ長調だと、レ,ミ,#ファ,ソ,ラ,シ,#ドですが、これも、メジャースケールなので、
レから、1,2,3,4,5,6,7となります。

メジャースケールの音階はすべて、1,2,3,4,5,6,7とします。
これは公式のようなものです。

  メイジャーコード(長三和音) はメジャースケールの1,3,5.
  メイジャーコード(1,3,5)の真ん中の音を半音下げると、マイナーコード(1,b3,5)


◆楽譜とともに詳しく書いた画像をアップしますので、見られる方はご覧ください。













   
   理解したら、覚えましょう!

   まずメジャーコードを
   C F Bb Eb Ab Db Gb B E A D Gの順で
   パッと弾けるように練習しましょう。全然パッといかないときは、
   二つずつを繰り返したり、4つずつくらいで繰り返すようにすると
   覚えやすいです。
   
   次に、マイナーコードを 
   Cm Fm Bbm Ebm G#m C#m F#m Bm
   Em Am Dm Gmの順でパッと弾けるように。
 
   続いてディミニッシュを 

   Cdim Fdim A#dim D#dim G#dim C#dim F#dim
   Bdim Edim Adim Ddim Gdimの順で。
   
   それぞれ、ぱっと弾けるようにやりましょう。
   GbがF#に変わっているのは、Gbmだと音符にしたときに
   ダブルフラットとかがでてきてややこしいからです。


   Cはもともとドミソですね。これを基本形といいます。
   それぞれ転回形になってもわかりますか?
   ミソドと弾く場合これを第一転回形といい、
   同じくソドミと弾く場合を、第二転回形といいます。
   Major、Minor、Diminishそれぞれ転回形も覚えましょう。

   Fの第二転回形は?           ドファラ
   Bbの第一転回形は? 
   Emの第二転回形は?   
   G#m第一転回形は?
   Adimの第二転回形は?
   D#dimの第一転回形は?

   こんな質問にもさっと答えられるように


   <Stride奏法>

   ドミソという和音を

  1     2         3

           ミ
           ド          ド    ド
     ソ     ソ          ソ    ソ
     ミ                   ミ
   ド     ド     とか   ド  



   などのように、まず、1拍目に、一番下の「ド」だけ弾いて
   そのあと2拍目にミソなど2つ以上に音を重ねて弾きます。
   3では和音にミがない代わりに、3拍目にベースがミになって
   います。
   簡単な順に、1、3,2です。
   それぞれのコードで練習して、色んな曲を弾くときに使って
   みてください。

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■ 2)コード進行1  (ダイアトニックコード)
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メジャーコード、マイナーコードを覚えたら、次は「コード進行」を覚えよう。
「コード進行」は、コードを単語としたときの文にあたり、主語・述語みたいな
「コードの並べ方」です。

西洋音楽にはメジャーだけでも12個の「調」があり、言い換えると、12個の基準
があることになります。

一つのコード進行について、12個の調それぞれで覚えるのは大変なので、1つ
覚えればそれで理解ができるように、12の調に共通した表し方をします。
公式のようなものですね。

数学では、色々な数字の代わりに、アルファベットで表しますね。
y=axのような公式を覚えて、アルファベットのところに色々な数字を当てはめて
計算しますよね。

ジャズなどポピュラーミュージックでは、数学とは逆に、コードネームに様々な
アルファベットを用い、公式として表すときに、数字を使います。


「コード進行」を学ぶためには「度数(ディグリーネーム)」とそれに沿ったコード
である「ダイアトニック・コード」というものを覚える必要があります。

スケールの音(例えばドレミファソラシド)だけを使ってできるコードを、
スケールに沿って、つまり、ドレミファソラシドの順に並べていったものです。

Cメジャースケールに沿って並べると、ドミソ、レファラ、ミソシ・・・
それをコードで言えば、C、Dm、Emとなります。これをCメジャーの
「ダイアトニックコード」と呼びます。


<NEW! 2012.08.15>

「ダイアトニックコード」がわからないと「コード進行」や「テンション」も正しく
わからないので、とても大事なのですが、これがなかなか手強いのです。
楽譜を使いながら、できるだけ分かりやすく解説を書きました。
画像でご覧下さい。















★メジャー・スケールのダイアトニック・コード表

メジャー・スケールのダイアトニック・コード表(セブンス無し)(13.1.24)

メジャー・スケールのダイアトニック・コード表(セブンス込み)(13.1.18)


★マイナー・スケールのダイアトニック・コード表

まずはナチュラル・マイナース・ケールのものを覚えましょう。

ナチュラル・マイナー・スケールのダイアトニック・コード表(セブンス込み)(13.1.24)

ダイアトニックコードはしっかり理解し、しっかり覚えた方が良いです。
でもわからなかったら、とりあえずとばしてもいいし、わからないままでも
とりあえず弾いておくというのでも良いです。

もし、ダイアトニックコードがしっかり分からなくても、次からのスリーコード、
循環コード、ツー・ファイブ・ワンが何となくでもわかったら、それらを全調で
書き出し覚え、弾けるようにしましょう!

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■ 3)コード進行2 (スリーコードでの、ごく簡単なコード進行)
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<New! 2012.8.15>

スリーコードでの、ごく簡単なコード進行
 
 スリーコード:ダイアトニックコードでの1番目、4番目、5番目のコード。
 それぞれ1度、4度、5度という言い方をします。

 ・1度-5度-1度 
         Key=Cだと、C G C 。おじぎのときのコード進行ですね。

 ・1度-4度-5度-1度 
         Key=Cだと、C F G C 。
  クラシックで「カデンツ」と呼ぶ、基本のコード進行。

 古いフォークソングやブルース、童謡など、とってもシンプルな曲は、
 このスリーコードだけでできている曲も多いよ。
 特に西洋音楽にとっては、骨組みとなる大事な三つのコード。

 これを全調で覚えよう!

例) Key=B なら B E F#
   Key=Bb なら Bb Eb F


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■ 4)7th セブンス・コード
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  3和音を覚えたら、4つの音を使う4和音を覚えよう。
  4和音にするにはセブンスと呼ばれる音を使うことが多いよ。


 2種類のセブン 

 〜長7度と短7度 = メジャーセブンとセブンス = M7と7 


メジャースケール(長音階)の音、ドレミファソラシに数字をつけます。

ドレミファソラシ
123 4 567

そのときのドからシまでの距離が長7度
それより半音短い距離(ドとbシの距離)が短7度。

長7度はM7と書き、メジャーセブンと読みます。 CM7=ドミソ シ   
短7度は 7と書き、セブンスと読みます。    C7 =ドミソbシ 

わかりましたか?

C +M7=CM7   ド ミ ソ シ
Cm+M7=CmM7  ド bミ ソ シ

C + 7 =C7    ド ミ ソ bシ
Cm+ 7 =Cm7   ドbミ ソ bシ


もう大丈夫ですね。
CM7はCメジャー(ドミソ)に7th(bシ)を
足したものではありません。
C(ドミソ)にM7(メジャー7)を足したものです。



  ★色々なコード

♪(b5)=(−5) どちらも「フラット・ファイブ」

もしコードに(b5)がついていたら、5度の音を半音下げます。

Cm7・・・・・・ドbミ ソ bシ

Cm7(b5)・・ドbミ bソ bシ
Cm7(−5)も同じ。


♪「(#5)」シャープ・ファイブ

もしコードに(#5)がついていたら、5度の音を半音上げます。
「(#5)」のかわりに「aug」(オーギュメント)や「+」がつくことも
ありますが、同様です。

C7(#5)=C7aug=C+7 ド ミ #ソ bシ
それぞれ
シー・セブン・シャープ・ファイブ
シー・セブン・オーギュメント
と読みます。

「sus4」(サスフォー)

もしコードに「sus4」がついていたら、3度の音を半音上げ、4度にします。

C7 =ド ミ ソ bシ
C7sus4 =ド ファ ソ bシ



 ♪ 補足 ♪

b(フラット)は音符の前につけますね。
言葉で書くときも、 「bシ」のように書きますが、コードネームの
ときだけ、後に書きます。
 例 「Bb」

マイナーは「m」であらわしたり「-」であらわしたりします。

Cm=C- Cm7=C-7 CmM7=C-M7

M7は△7と書いたりします。
文字化けしないかな? 三角に7です。

CM7=C△7 C-M7=C-△7


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■ 5)コード進行3
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<New! 2012.8.15>

コード進行2の続き

 ・1度 - 6度マイナー - 2度マイナー - 5度7 - 1度 

 (例) Key=Cだと、C Am Dm G7 C 。

 このコードの度数を通常ローマ数字で表します。

 (例)1度 - 6度マイナー - 2度マイナー - 5度7 -1度 → I VIm IIm V7 I

曲の出だしは1度ではじまることも多いですが、ジャズスタンダードでは
2度ではじまることも多いです。また曲の途中でも、2度-5度7 -1度と
いう進行が随所にでてきます。

IIm7 V7 I  これを「ツー・ファイブ・ワン」と呼びます。

皆、このコード進行をさっと弾けるように練習します。(伴奏、アドリブとも)


その他、教本を見ると、たくさんのコード進行(コードパターン)が出ている
と思います。たいてい、Key=C(ハ長調)で書かれているので、他の調の場合
どういうコード進行になるか書き出し、それも何度も弾いて覚えましょう。

※ 覚えるときのコツ
ドレミや、コードネームを声に出す。
コードをばらして一音ずつ弾く。
(ジャンと弾かず、ドー、ミー、ソー、シーのように一音ずつ。手の形だけで
覚えず、一つ一つの音をしっかり覚える)


メロディにコードがついている一段譜の楽譜も、たくさん売られていますから、
自分の好きな曲がでているものを見つけて、それらをどんどん弾きましょう。
そのときに弾くだけでなく、コード進行を別紙に書き出すなどして、コード
進行自体を良く見れば、勉強したコード進行がたくさんでてくるはずです。
合わせて、度数もつけてみましょう。
そうすれば、そのコード進行の使い方がわかってくるので、自分で曲を作る
ときにも、気に入ったコード進行を使うことができますよ。


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■ 6)テンション・1
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  ★9th(ナインス)11th(イレブンス)13th(サーティーンス)

C9とか D13とか書いてあって、なんだこりゃって思った人も
多いかと思います。
まず、数字の意味からおさらいしましょうか。
スケールのページにこう書いてありました。

 
   Scaleは曲でよく使われる基本的な音を順番に並べたものです。
   (ドレミファソラシドなど)
   そしてそれを一個飛ばしにして同時に鳴らすものをコードといいます。
   ドレミファソラシドを一個飛ばしにすると、ド ミ ソ シ、さらに一周
   すると、ド ミ ソ シ レ ファ ラという順番になりますね。

ドレミファソラシドレミファソラシ ド
123 4 5678910 1112131415

つまり、コードはスケールの1番目の音、3番目の音、5番目の音、7番目の音
9番目の音、11番目の音、13番目の音、という組み合わせなのです。

(15番目はもとのドの音にもどっていますからとくに15番目の音としては
 使いません。1番目の音として使います)

でも全部弾いたら、収拾がつかない音ですし、音楽になんの変化もつきません
から、その中からいくつか、メロディーに合うものを選んで、ここはドミソ
ここは、レファラと押さえるわけです。

ドミソでは物足りなければ、ドミソシレと押さえてもいいということです。
ドミソシはCM7で、そこに9を足すときは、CM9と書きます。

レファラドミだったら、Dm7に9を足してあるので、Dm9と書きます。

ここで注意しなければならないのは、CM9とC9の違いです。
CM7とC7の違いを覚えていますか?

★CM7に9を足すと ドミソシレ これがCM9
★C7 に9を足すと ドミソbシレ これがC9 



ところで、ジャズで使うメロディーとコードだけの譜面にはあまり
9とか13とか出てこないですよね。
なぜか?
「好きなようにどうぞ」「自分で考えろ」ってことです。
まあ、もう少し詳しく書きますけど(笑)


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  ★テンションの使い方  
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理論書も見てほしいのですが、理論書に、書いてあったりなかったり
する、テンション選びの手順を、僕なりに記しておきます。


1.そのkeyのスケールの音を中心にしつつ、コードごとにスケール、
いわゆる「コード・スケール」を設定。

2.スケールの音の中から、クラシックでも考える「トニック」
「ドミナント」などの機能を妨げない範囲の音を足してみる。

3.コードトーンの半音上は、基本的にNG(ドミナント7thの時
をのぞく)。

4.以上のようにして選んだ音が、聴いてみてよいサウンドがすればOK。

5.メロディに対する伴奏にテンションを加える場合、当然、メロディと
伴奏がうまく合うかどうかをチェックする。

※よいサウンドがするものは、覚えておけば瞬間的に使うことができます。


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■ 7)テンション2  7thコードにはb9、#9、#11、b13も使う。
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7thコード(C7 F7などドミナント・セブンスと呼ばれるタイプ)では
9thを半音下げたb9や半音上げた#9、
あるいは#11、b13などもよく使われます。

m7やM7(Cm7とかCM7)など他の種類のコードでは、b9やb13は普通
使われません。
とりあえず7thのときだけだと思っておいてもいいでしょう。

(#9はマイナーコードの場合3度として、すでに含んでいますから、
 #9とはなりません。)

CM7にb9を足して鳴らしてみましょう。いい響きと感じにくいはずです。

では、7thのときはどうか? 
え、これもだめ?
いえいえ使い方によって、とてもいい響きになるのです。


★b9を使う場面

C7 G7といったDominant7thコード(注)から、4度上(注)のマイナー系のコードに
進むときのDominant7thコードにて使用。

例 G7−Cm  A7−Dm7  D7−GmM7  Bb7−Ebm6  C#7−F#m7(b5)

でのG7やA7、D7、Bb7、C#7でb9を入れるとぐっと良いサウンドになるよ!

(注)Dominant7thコード
アルファベットのあと、#やbはついても良いが、mとかMがつかず、7だけがつくコード。

(注)4度上 

メジャースケールで数えて、3つ上の音。はじまりの音も数えるので、4度という。
Gの4度上は、ソの3つ上、「ラ、シ、ド」のド。
度数は始まりの音=ソも含めるので「ソ、ラ、シ、ド」」で4度。

*このときは違います。

Am7−Dm7  始めのコードがDominant7thコードではない。

A7−Bm7  4度上への進行ではない。


  ★b9を使うときに考えられるスケール

Harmonic Minor Scale Perfect5th Below (スケールのページ参照)
Altered Scale
Combination of Diminished Scale
などです。いずでもb9を含んでいることを確認してください。

*Harmonic Minor Scale Perfect5th Below
 C7で使う場合。
 ド  bレ ミ ファ ソ bラ bシ ド    
                      
*Altered Scale
 ド  bレ bミ  ミ bソ  bラ bシ ド    

♪bレがb9にあたる音ですね。 上記2種では、b13にあたるbラも同時に使うことがよくあります。

 左手 ド ミ ソ bシ 右手 bレ bラ (左手のソは省略した方がきれい。)

*Combination of Diminished Scale  
 ド  bレ bミ  ミ bファ ソ  ラ bシ ド    

 重複する「ド」を除いても8音ある珍しいスケールです。
 ラがナチュラルなので、13はb13ではなく、ナチュラル13になります。
 b9とナチュラル13の組み合わせが独特のサウンドをもたらします。
 試してみてね!

 左手 ド ミ ソ bシ 右手 bレ ラ


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 ■ 詳しい 他のサイト
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このあたりのことは、これまでに多くの人が色々な研究を積み重ねていて、
広く一般に使われているものもあります。
こちらをご覧ください。

net jazz time

「net jazz time」の「特集ページのバックナンバー」の
「なんちゃってピアニスト(前編)(後編)」

「Be-Bop Study」

「Be-Bop Music」の「Be-Bop Study」の「ピアノでVoicing」

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