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ジャズピアノ練習法7 

「絶対できるアドリブ・その3」

 

 

やるべきことをシンプルに言うと・・・

 

<初級> 

5曲を アドリブ・バッキング 各5コーラス 

暗譜で テンポ100-150

 

1日4小節として、8日で32小節=1コーラス 

40日で5コーラス=1曲 

200日で5曲

 

<中級>

20曲を アドリブ・バッキング各5コーラス

暗譜 テンポ100-200

 

1日4小節として、8日で32小節=1コーラス 

 40日で5コーラス=1曲  

800日で20曲

 

     1000日、つまり3年で25曲5コーラス分覚えられる! 

これだけ覚えたらアドリブできます。セッションをバンバン楽しめ

ます! 順調にいけば・・・(笑)

 

コピーでも、自作でもいいですよ。でもいつもまるごとコピーするのも、まる

ごと作るのも大変!

 

2〜4小節程度コピーして、それをモチーフにその先を作ると、手間が減

るし、まとまりのある音楽が作れたり、本当にアドリブで弾ける応用力が

つくよ。モチーフについては別項参照。

 

どうせ忘れるので、1日3分とか10分くらいに時間を区切る。

 

そしてたとえば、毎日その日の分4小節と、直近の7日分も弾く。

(両方でもたった1コーラス分)

 

日曜はそれまでの全部を、2回通り弾く。1回目はゆっくり2回目は速く

とか、4小節ずつ暗譜を確認しながらとか、工夫してやっていけば、全

部覚えていけると思います。

 

 

誰のどの演奏をコピーするかも重要です。それによってコピー&練習に

かかる時間が10倍以上変わってきますからね!

 

まねしやすいピアニストとしては、MJQ(モダン・ジャズ・カルテット)のジョン・

ルイスがいます。非常にわかりやすくて、まるでお手本を弾いてくれている

ような演奏が多いです。

 

お薦めCDは、F Bluesの「Bags Groove」を収録している、「ベストオブ

MJQ」(east west Japan)「ヨーロピアンコンサート」「ラストコンサート」など。

 

     数曲やったら、バラード、倍テン、ボサノバ、サンバ、8ビートなども

やってみよう。

 

★簡単なメロディをたくさん覚えること!

★それを応用する技術を訓練すること!

 

簡単なメロディは、ジャズでなくてもかまいません。ただ、クラシックのピアノ

曲よりは、ポップスや童謡など、歌ものから入った方が覚えやすく、また、

コードに合わせて応用しやすいです。応用する技術は、前の項に書いた

フェイク練習が活きてきます。というか、活かしてください(笑)。

 

セッションではテンポ150-200くらいが普通です。早ければ300にもなって

しまいます。つまり、どの曲のどんなコードでもなんとか弾けるようにしておく

必要があるので、いつでも使える簡単なフレーズが必要なのです。

 

英語で討論がしたいとしても、いきなりオバマ大統領の演説をまるごとま

ねしようとするよりも、まず、Hi,とか、My name is〜など、簡単な日常会

話を覚えた方が、どんどん使う機会があって、結果的に英語で討論が

できるようになるのも早いと思いますので、そのようにやろうという考えです。

 

また、覚えたフレーズに気持ちを込めたり、自在に操るには

弾けるまでにかかった回数の100倍くらいは弾いておく必要がある

でしょう。

 

ということは、弾けるまでに100回かかったら、1万回も弾かなきゃなりま

せん(笑)。ですから、ぱっと弾けるフレーズをたくさん覚えて、どんどん使い

ます。

 

『すぐ弾けて、すぐ覚えられて、色々応用できる、短くて

簡単なフレーズをたくさん覚える。』

 

A、フレーズを覚える  短くて簡単なフレーズを覚える

B、適材適所      覚えた中から合うフレーズを選んで使う

C、 応用        覚えたフレーズを場面に応じて、気持ちに応じて変化させながら使う。

 

まず毎日5分など「時間」とFブルースなどずっと弾いていきたい「曲」を決めて、

5分間ノンストップでアドリブをやり続ける。絶対止まらない。

これをやるにあたって、始めのうちは、自分が使えるモチーフをちゃんと把握しておくこと

が大事。凄く速いテンポでも、それを使いこなしながら弾けるものである必要があ

りますから、前述のように、短くて簡単なもの。短くて簡単で、リズミックでかっこよければ

言うこと無し! そういうものを目指していきましょう。そして、

「フレーズのリズムと、その使用例を書いてストックしておくこと!」

時間は、1分からでも構いません。1ヶ月に1分ずつ増やしていって5分まで持って

いきましょう! 10分20分とできるようになると、ランナーズハイみたいに心地よい

状態が訪れます!!

 

 

「必ず歌って覚える。」  言葉を使うと覚えやすく、忘れにくい。

                        慣れれば集中力も維持しやすい。

『先に歌って覚えてから、ゆっくり短く片手ずつ』

 

 

◆◆セッションに向けて、練習の達成指標◆◆

 

アドリブ・モチーフ(曲のどのコードにでも応用して弾けるようにするフレーズ)、

バッキングのリズム、イントロ、できるテンポなど、自分の持ちネタを整理すると、

初めての曲にもとりかかりやすいし、上達を確認することもできるよ

 

アドリブ・モチーフ数

2

4

6

8

10

20

バッキングパターン数

1

2

3

4

6

12

テーマのテンポ

120

140

160

180

220

300

アドリブのテンポ

110

120

130

140

160

250

イントロ・エンディング数

1

1

2

2

2

5

弾き方

歌える

弾ける

暗譜

ノリ&表情

目を閉じて

自由自在

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↑練習する各曲について、各項目左から右へ練習を進めよう!

 

 

 

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