曲ごとにCDご紹介! 枯葉、 Fブルースなど
◆曲名ごとに、その曲が演奏されているCDを検索できる素晴らしいサイトです。
↓ ↓
「Nelson's
Navigator for Modern Jazz」
http://homepage1.nifty.com/ModernJazzNavigator/index.htm
◆こちらも、「スタンダード・ナンバー・曲名」のコーナーで、曲名から、筆者お薦めの
CDやYouTubeの動画を探すことができます。
◆以下は、私Swingyが、ジャズピアノ学習者用にセレクトしたCDです。
■Fブルース■
http://jazzpiano-hikouyo.com/study/h3-bluestunes.html
■枯葉■
◆◆ A 比較的分かりやすい演奏 全てKey Gm ◆◆
◆A1 ピアニストがリーダー
ウィントン・ケリー
2種類の録音があり、どちらもやや遅めでみんなにコピーされてきた標準的演奏
「Wynton
Kelly!(邦題:枯葉)」テーマ、アドリブとも3〜4、11〜12小節目の
|BbM7|EbM7|が|Bm7・E7|Bbm7・Eb7|に細分化されている
「Full
View」こちらの方が、やや元気で派手目 アドリブの時のみ、上記の進行利用
ビル・エバンス「Portrait In Jazz」
スコット・ラファロ(b)ポール・モチアン(ds)との歴史的名演。
イントロをまねしたくなる(笑)。
エバンスのライブ録音もありますが、僕が聞いたものは、皆ベースをフューチャーして、
ピアノはソロをとっていません。
ヨス・バン・ビースト 「Swingin' Softly」
余裕たっぷりでイイ感じ
ジュニア・マンス「Blues And Ballads In The Night」
遅め。聞きとる練習に良さそう。
ケニー・ドリュー「Kenny Drew Special」
軽やかで良く弾みスピーディー = イキの良い演奏。
ボビー・ティモンズ「In Person」
「モーニン」の作曲者としても有名。彼は何を弾いても楽しい演奏になる。
ハンク・ジョーンズ&トミーフラナガンDUO 「Our Delight」
ピアノ2台で楽しい演奏。二人の演奏、よく似ています。
◆A2 ピアニスト以外がリーダー
キャノンボール・アダレイ(as)「Somethin' Else」
最初に枯葉をジャズ化した演奏。
アレンジ:マイルスデイビス(tp) ピアノ:ハンク・ジョーンズ
ライブ盤「In Europe」などもぜひ。
◆◆ B その他たくさんの名演 ◆◆
Gmでない、難易度高い、ピアニスト以外がリーダーなどなど
◆B1
ピアニストがリーダー Gm
辛島文雄「The Elysian Air」
ピアノはもちろんかっこいい。ピアノソロ時のベースや、ベースソロ時のドラムも
じっくり聞いてみて欲しい。
John Hicks「Is That So」
スピーディーでグイグイ引っ張る感じの演奏。
キース・ジャレット「Still Live」
ディジョネットのドラムが熱く、キースのうねうねとしたラインもいつにもまして
スリリング。
チック・コリア「Akoustic Band」
スパッと気持ちよく、斬新でかっこいい。結構ハマりました。
マッコイ・タイナー「Revelations」
豪華絢爛なソロピアノ。「枯葉」ソロピアノの演奏がなかなかないですね。
ミシェル・ペトルチアーニ(Piano)&エディ・ルイス(Organ)
「Duo
In Paris」 息もつかせぬスリリングなデュオ。
◆B2
ピアニストがリーダー Gm以外
エディ・ヒギンス「Bewitched」 Fm
速めでスウィングしていた演奏が、突然クラシック風のアレンジになるところで
「ヤラレタ」って感じ(笑)
オスカー・ピーターソン「Something Warm」Fm
軽やかさと力強さが同居する演奏でグイグイスウィング。
小曽根真 「Dear Oscar」Fm
オスカー・ピーターソンのアレンジで。
レイ・ブライアント「Con Alma」 Em
豪腕を押さえて押さえて軽やかに演奏してるけど、時々ベースがゴーン!と来る
ところが、モダン以降の人との違いかな。アートテイタムから影響も強く感じました。
デレク・スミス「Love For Sale」 Dm
全然知られていませんが、いつもガンガン、ノリノリで楽しいですよ。
「はねすぎ!」って言われそうな演奏だけど(笑)
エロル・ガーナー「Concert By The Sea」Ebm
シャンソンのイメージでの枯葉なのかな。かなり仰々しいバラード。
トリオ演奏だけど、ソロピアノみたい・・・。
スティーブ・キューン 「Love Walked In」 Cm
3拍子でしかもCm、さらにメロディをはっきり弾かないから、さらっと聴いてると
「枯葉」と気がつかないかも。
◆B3 ピアニスト以外がリーダー
サラ・ボーン (Vocal) 「枯葉」in Bbm
通常の歌ものとは違う。歌はメロディ&歌詞なしでスキャットのみだし、速いテンポで
バンドとして一体感があって凄い。
ピアノ:ローランド・ハナ ギター:ジョーパス
綾戸智恵 (Vocal)Gm
サラ・ボーンにならってスキャットのみ ピアノ:中村真
チェット・ベイカー(Tp) Fm
エレピ:ボブ・ジェームス エレピであることや、録音の音質の傾向もあってか
4ビートでもフュージョンぽいです。
ポール・デスモンド(as)「A&M Gold Series」 Fm
上記チェット・ベイカーの枯葉にも参加している、デスモンドの優しく暖かなボサノバ
そういえばこの人、演奏は大人しいけどテーマ部分でも元のメロディほとんどなしで、
すぐにアドリブに突入します。
ピアノ:ハービー・ハンコック
ウィントン・マルサリス(tp) 「スタンダード・タイムVol・1」
倍テンのおばけみたいなリズムの変化が凄いスリル。
どう書けばいいのかわからないが、2/2、3/4,4/4、6/8、8/8みたいな感じ
ジェフ・ワッツ(Drums)のアレンジらしい。 ピアノ:マーカス・ロバーツ
ジェレミー・ステイグ(Flute)
ピアノ:ビル・エバンス アレンジは、エバンスのトリオの時とよく似ているが、
ベースソロの替わりにドラムソロや、ドラムとエバンスのからみがある。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
「ジャズピアノ弾こうよ!」topは↓