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疲れず、痛めず、パフォーマンスUP!

動きのコツを求めて。

13.11.10、 14.1.13加筆)

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「慢性的なだるさ、疲労、痛みをなくしたい!」というところから

スタートし、今はピアノの演奏技術向上のために、色々と学んで

は、試行錯誤しています。

 

疲労をとり、痛みを起こさないための方法も色々と書きますが、

それに関しては、やはり「食事」「入浴」「睡眠」が大切なのは、

言うまでもないですよね。

「日常をもっと大切に」という項目もありますので、よかったら

併せてご覧下さい。

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<目次>

●呼吸を感じよう!

●「伸び」と「脱力」 (14.1.13修正)

●体操の仕方 (14.1.13New

●練習・トレーニングの仕方NEW14.1.13

●やるときはやる。休むときは休む。

●「緩む」と「締める」

●首を垂れてボーっと

 #下向き、 だるまさん、上向き

●改めて五感

●声を出して/ 話す /気合

●後ろから見る (14.1.13加筆)

●自分の動きを確認する

●揺する /ゆらゆら /その場足踏み

●ゆっくり動くほどに

●自分のゆがみを知る /後にやったものが残る

●ある場所を意識して動いてみる

●骨格を意識 /自立 /物の構造

●足裏、坐骨で重さを感じよう /全身を連動させよう

●初動負荷10倍想定理論

●俳優になる /ダンサーになる /動きにアソビを

■体の各部分 頭、顎、肩、股関節、関節、指

 立ってやってみる / 足の屈伸

●衰えに対処  #バランスボード

●「動かす」から「感じる」へ 

 「準備」「実行」「後始末」 / 内観運動

●そうなっちゃうように

●イメージがあれば自動で動く?

●無意識の動き

 呼吸、寝返り、くしゃみ、咳、下痢

●内向きと外向きの力

●小物を持ってみる

●四つんばい

●テレビ、雑誌

●心と体 過去の体験

●体はとっても面白い!

■このページに関連した体操など■

●足湯 肘湯

●目を温める

●頭の疲労をとる体操

●背骨を整える

●「甘いものはダメ!」

★お世話になった方々

●リンク●

 

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●呼吸を感じよう! <お薦め!>

 

自分はどんな風に呼吸をしているんだろう。

それを感じてみるだけで、自然と呼吸が深くなりますね。

 

呼吸が深くなれば筋肉の緊張もゆるんで、疲れにくくなる

はずです。10秒もあればできますからぜひやってみて下さい。

そしてそのまま、リラックス!

 

冷え性のページでも書きましたが、誰しもリラックスする

時間が必要!

慢性疲労の原因だって、もしかしたら、緊張、ストレスが

あるかも。

 

食後に5分。運動後に5分、寝る前に好きな音楽をぼーっ

10分。などなど、何もしない時間も必要。その時間に

体の中が動くのだから!

 

☆ 本 「呼吸入門」齋藤孝 もお薦めです。

 

何かしている最中も、時に呼吸を感じてみよう。

息をつめてやっていると、必要以上に疲れてしまうよ。

 

今すぐ、何か一つ簡単なことをやりながら、

1分間でいいから、呼吸を感じて続けてみよう!

 

PCのキーボードを打ちながら一分。

お風呂をゴシゴシ洗いながら一分。

などなど。

 

呼吸を感じてもても呼吸が深くならなければ、次の

「伸び&脱力」をお薦めします。

 

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●「伸び」と「脱力」 <お薦め!> 14.1.13加筆

 

好きなようにグーっと伸びて、パッと一気に脱力。

この時、息を詰めてしまいがちですが、息を続けて!

 

楽な顔して、楽に呼吸したままで、グーっと伸びる。

手足全部使っていろんな方向にやってみましょう!

 

寝るとき、ふとんの中でやって、緩んだらそのまま

寝てしまいましょう。

 

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●体操の仕方 (NEW14.1.13

 

体操って、ラジオ体操から入るせいか、決まった姿勢から、

大きく、てきぱき動く印象がある。

みんなでやるとき、みんなの心を一つにするというのが

目的なら、それもわかるけれど、自分の体を整えていく

という意味では、むしろ逆なのでは?

 

楽な姿勢から、

小さく、

ゆっくり動く。

決して息を詰めず、

楽に心地よく、何度も繰り返す。

 

というのが良いと思うのですが、いかがでしょうか。

緩めたいときと、引き締めたいときでは違うかもしれ

ませんが、だいたい緩めるところから入るかなと

思いますので。

 

そういえば、

「ゆっくり動かすほど、体の深いところから動く」

と聞いたことがあります。

 

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●練習・トレーニングの仕方NEW14.1.13

 

できないことを、できるようにするのが練習だと考えて

いると、できることは、より上手にはならない。

いや、できると思っているだけで、実は下手で、体に

とても負担がかかっているかもしれない。

 

たとえば、こうして、キーボードで文字を打つ動作をする

ことで、手首なり肩なり、痛くなるようならば、

「あああああああ」のように同じキーを何度も打ちながら

より良い打ち方を探してみよーーーーーーーー!

 

キーボードを打っているとき、呼吸はどうなっていますか?

呼吸もぜひ感じてみよう。

 

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●やるときはやる。休むときは休む。

 

だらだらやらない。

 

#家事も運動と思って、リズミカルにやってみる。

 

「ずっと家にいるのになぜか疲れる。」

それは、家にいると動きが小さくなり、呼吸も血流も少なくなって

しまうことや、いつも同ような動きに偏ってしまうことも、原因の

一つかなと思います。

 

家事も動くのだから、立派に運動。普段の動きも、少し大きめに

動いてみたり、リズミカルに動いてみたり、呼吸を感じながら

動いてみたりしよう。

 

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●「緩む」と「締める」

 

動くときは締める。

 

締めて、多少の緊張感がないと元気もでない。

鉢巻などその表れ。骨盤を締める腰紐もお薦め。

 

何もなくても、骨盤あたりをキュっと締めるようにすると、

引き締まって、力強い動きもできるかなと思います。

 

休むときは、緩める。

 

上の項目「伸び&脱力」は緩める体操です。

 

寝るときは、体だけでなく、頭も緩まないと寝ても眠れな

かったりしますね

 

頭を緩めるには足湯、肘湯(下で記載)がお薦め。

 

お風呂は入り方で、どちらにもなります

緩ませる:ぬるい湯で半身浴、

引き締める:熱〜い湯に30秒。

 

体操でも、ちょっとしたことで、緩むか締まるか変わって

しまいます。

この違いを理解し、使いこなすことはとても重要。

 

「伸び&脱力」は緩める体操ですが、伸び自体は、緊張を

高めます。ですから伸びて、その状態をできるだけ保って、

ゆっくり元の位置に戻れば締まる」ことになります

 

(それぞれ野口整体のエクササイズ)

 

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●首を垂れてボーっと <お薦め!>

 

すでにすっかりだるいなら・・・

やっぱ寝ちゃうのが一番楽ですが・・・()、寝られない時、

 

#下向き

できれば、しゃがんだ状態で、

頭をカクンと前に垂れる。

 

垂れたまま、呼吸を感じる。

垂れたまま、首がジワーっと広がるイメージ。縦に横に。

 

だるまさん (津村喬さんの命名でしょうか)

しゃがんだ状態で少しユラユラしてみましょう。

上下にゆらゆらするのがやりやすいかと思います。

または、前後にゆらゆらすると腰などを軽く伸ばすことができます

 

#上向き

頭をカクンと後ろに垂れる。

上をボーっと見る。

口もだらしなく開けて、どこまでもボーっと。

ボーっと。

ボー・・・・・

 

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●改めて五感

 

一度目を閉じて、目を開け、改めて見る。

 

耳を澄まし、改めて聞く。

 

鼻で息を吸って、改めてにおいをかぐ。

 

口の中をめ回し、改めて、味わう。

 

今、触れているものを、改めて味わう。

イスに座っているなら、イスに触れる部分。

あるいは床の感触も。

 

★何かに集中しすぎたときのリセットにいかが?

 

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●声を出して

 

PCの入力など、声を出して入力すると、呼吸も浅くなりにくい

ですし、比較的、落ち着きまた、全身を使うことになります。

頭の中がぐるぐるしてしまっている時にやると、戻って来れる

感じがします。

 

ピアノの練習も声や言葉を有効に利用しよう。

 

●話す

口の動きを意識して、一言ずつはっきり話す。

顔や、首の筋肉がいつもより大きく動きます。

 

●ハミング

体に響く感じが心地よいです。ある意味マッサージかも。

 

●気合

低めで大きな声で

「ほっ!!!」

 

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●後ろから見る

 

以前、ボディ・ワーク「アレクサンダー・テクニック」のレッスン

を受けていたときのこと。

色々教わりましたが、たくさんあって、覚え切れない。

ずうずうしくも「何か一つで全身整うものはありませんか?」

とたずねたら、教えて下さったのがこれ!

 

目が、顔の前でなく、もっと奥、後頭部に近いところにあって、

そこから前方を見ているイメージ。

 

そうすると、視野が広がりますね、それだけでなく、自然と頭

が上がり、首・胸が解放されます。鎖骨、肋骨が動き出し、

呼吸も楽になります。

 

うまくいけば、背骨が連動し、全身の動きが連動し始めます。

 

もっと違うところに目があるつもりで見てみるのも面白いです

よ。重心を下げたいときは、腰やへそに目があるつもりで見

たりしています。

 

 

   見るより聴く! 14.1.13加筆

 

頭のバランスをとるという点では、後ろから見るというより

聴く方を意識した方がいいのではないかと気がつきました。

耳は、頭部を前後に分けた真ん中に。上下に分けても

真ん中にある。バランスをつかさどる三半規管もある。

360度の音を聴くことができる。

 

 

◎見るより感じる 14.1.13加筆

 

甲野陽紀さんの講座では、バランスをとる際、

「今、何度か感じてみる」

と良いというアドバイスがありました。

ただし、何度であるか、答えを出してはいけない。

探ることに意味があるとのこと。

これは触覚の利用ですね。

 

やはり、五感をフル活用するというのは、とても大事だ

ということでしょう。

 

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●自分の動きを確認する

 

良いやり方を教わった時、それをいきなりやる前に、まず自分

は今までどうやっていたのかを確認してみましょう。

 

自分の動き、意識すると、返って上手くいかなくなっちゃった

りするけれど、すでに上手くいってないことをなんとかしたい

場合、まずは、自分の動きがどうなっているのか、全身をよく

感じて、確認してみましょう。

 

面倒かもしれませんが、そこから始めるのが良いと思います。

 

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●揺する  <お薦め!>

 

ぐずる赤ちゃんを上下に揺すると、ぐずぐずが治まりますよね。

なぜなのか、よく分からないけど、大人はどうなのだろうと、

自分でジャンプというほどではない程度に軽く上下に揺さぶっ

てみた。すると、不思議とちょっと落ち着く気がします。

 

落ち着かないときの貧乏ゆすりも、あれで体や心が多少なり

とも落ち着くんだろうと思います。ただ、みっともないと感じる

こともあるでしょうから、できれば、意識的に、時々体を揺する

時間を作ってみてはいかがでしょうか?

 

 

●ゆらゆら  <お薦め!>

 

寝てゆらゆら 

仰向けに寝て、骨盤を左右にゆらゆら。

骨盤辺りだけをゆらゆらしても、いいし、全身に波及させても良いですね。

1分以上やって、止めると、何かジワ〜っと全身に広がる感じがあり、

とても気持ちが良いです。

 

仰向けに寝て、肩を上下にさせ、その動きを中心に、骨盤も動かし、

全身でゆらゆら。

 

四つんばいでゆらゆら

肘、膝を曲げての四つんばいで、

・肩をゆらゆら

・頭をプルプル (犬がやるみたいに)

 

座ってゆらゆら

首を垂れてボーっとの箇所で書いた、「だるまさん体操」も、お薦めの

ゆらゆらです。

 

立ってゆらゆら 

・つまさきが上がらない程度に、軽くジャンプするようにして揺する。

・左右の膝を交互に前に出す。それをきっかけに、全身ゆらゆらさせる。

 

野口体操や、その影響を受けている体操には、ゆらゆらしな

がらやる体操がたくさんあります。

それらを学んでみたり、自分で好きなように色々やるのも良いと

思います。

 

その場足踏み

スポーツ選手のトレーニングで、その場ダッシュをしてから、

本当に前に走っていくというのを見ることがあります。

あんな感じの、その場足踏みや、その場ダッシュ。

 

重心が整うんでしょうか、それとも何か別の理由でしょうか。

ピアノの演奏時、イスに座る前に、ちょっとやると良い感じで

座れます。

 

最近、武術家の甲野善紀先生も、その場ダッシュのように

足をバタバタっとさせることで凄い効果が得られたという話

をされています。

甲野先生のは、僕よりずっと速く細かく動かしていました。

つま先は上がらない程度、かかとの方だけかすかに上がる

かどうか程度の上げ方で、「超高速その場足踏み」をします。

 

色々な場面でお試し下さい。

 

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●ゆっくり動くほどに

 

「超高速その場足踏み」を紹介したすぐ後ですが、今度は

ゆっくりの薦めです。

 

ゆっくり動くほどに体の深いところから動くのだそうです。

ま、ケースバイケースということで()

 

太極拳は、無駄にゆっくりなわけではないのですね。

 

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●自分のゆがみを知る

 

体を前後に倒すなら、どちらが楽?

体を左右に倒すなら、どちらが楽?

体を左右に回転させるなら、どちらが楽?

 

たとえば左にゆがんでいるからといって、右に倒す体操をたく

さんすれば良いかというと、実は良くないらしい。

 

右にねじれていたら、いったん右へ。

体はゴムのように反発する。(操体法 橋本敬三先生)

 

息をスーっと長く全部吐きながら右に倒して、吐ききったら、

一気に脱力。これでねじれが多少はとれる。

(三軸修正法 池上先生)

 

●後にやったものが残る

右に倒してから左に倒すと、左に倒した動きが強く残る。

左に倒してから、右に倒すと、右に倒した動きが強く残る。

 

なんとなく感じていたことですが、ダンサーで女優の金崎敬江

先生のワークショップで、「誰がやっても必ずそうなる」と

おっしゃっていました。

 

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●ある場所を意識して動いてみる

 

たとえば、体全体。

あるいは、中心である丹田。

あるいは、軸になる背骨。

あるいは、末端・・・足裏、手先、頭。

 

ある達人は、軸が何より大事であると言い、

ある達人は、軸を意識することは、むしろ邪魔であると言う。

 

僕も色々試しまーす。

 

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●骨格を意識

 

骨と書いてコツとも読みますね。

コツとは物事の骨格。

楽なやり方という意味ではなく、必ず必要な大切な部分という

ことだと思います。

体の動きも、自分の骨格を把握し、その動きを感じられるように

なることが、コツではないかと思っています。

 

まず背骨。

下から積み上げたり、上からぶら下がってるイメージをしたり。

そしてその他の骨。骨、たくさんありますよ〜!

 

骨だけになって動くイメージ。

時々骨格標本を見て、自分の骨格を想像してみよう。

 

「筋肉は、その存在を忘れたときに最も力を発揮する」

野口三千三先生

 

骨がたくさんあるということは、関節もまたたくさんあるという

こと。あらゆる関節を動かしてみよう。

(骨ナビ体操 長谷川智先生)

 

 

●自立

よほどだるいときでなければ、何かによそりかかるのは、

なるべく避けて、自力で起きていよう。

ちょっと頑張っていないと起きていられないとき、呼吸だけ

でも感じたり、少〜しゆらゆら動いたりして、固まってしまわ

ないようにしよう。

 

ここまでは自分の骨格ことについて

ここからは他の物の骨格つまり、物の構造について。

 

の構造

 

ピアノを弾く人ならピアノの内部の構造や動きも知って

おき、それをイメージしながら弾くこともやっておく。

すると、自分と物を含めて、動きの全体像がつかめる。

 

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●足裏、坐骨で重さを感じよう。

 

立っている時なら、足裏に体重がかかっていることを感じる。

座っている時なら、左右の坐骨と左右の足裏、計4箇所に

体重が分散してかかっていることを感じる。

 

ゆっくり動いて、重さのかかる場所が、移動するのを感じて

みよう。立った状態で、座った状態で、いろいろやってみよう!

 

重心の移動に合わせ、体は常に全身が動くということが大事

だと思います。それが全身を連動させるということになるので

しょう。

 

うまくいけば、どこも強張ることなく動けることになりますね。

 

●全身を連動させよう。

足の意識と股関節の緩み。

ピアノの生徒を見ていると、手だけ、あるいは上半身だけで

弾いてきてしまっている人のなんと多いことか。

手だけ、上半身だけで動かないように。

股関節周りの緩みがポイント。

 

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初動負荷10倍想定理論

 

筋トレに「初動負荷理論」というのがありますが、それをもじって、

「初動負荷10倍想定理論」というのを作ってみました()

 

「何をするにも、10倍の力がいると考える。」

 

いつものカバンも、いつもより10倍重くても大丈夫なように、

十分腰を落として、全身を使ってゆっくり持ち上げる。

 

扉を押す時も、両手を使い、全身を使う。引き出しをあけるとき、

椅子をずらすとき、ボタンを押すとき、何をするにも。

 

そうすると、結果として、まるで、いつもの1/10の力で済むよう

に軽々とできるのです。全身使うことで、腕・肩への負担がぐっ

と減るからです。

 

パソコンのキーボードも重いつもりで、丁寧にしっかり打つと

いいかも。ああ、面倒くさい()

 

ピアノも、もちろん、そうです。楽に弾くためにも、細かいコント

ロールをできるようにするためにも、指だけでなく、腕を、全身

をうまく生かす必要があるのです!

 

これができると、どんどん元気になります! ほんとです!!

 

全身を使うために、『膝を折って「ハーッ」っと(拳法みたいに)

言って動く』とやりやすいです。

 

後に、「全ての物が自動で動いてくれると仮定して動く」という

のもやってみました。もちろん、自動では動いてくれませんが、

最小の力で動かせるように、色々と体の使い方を工夫すること

になり、非常に面白いです。

 

以下のものも同様、全身使うための工夫です。

 

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●俳優になる

 

これも時間はとらない。全くとらない。 でも常に意識が必要。

「テレビじゃなくて、舞台の俳優さんになりきって、ちょっと気取

って動こう。」

 

そうすると、ちゃんと全身が連動して動くよ!

いつも俳優さんになっていれば、どんどん元気になれる!

 

●ダンサーになる

 

「俳優になる」と同じ考え方で、別バージョン。

いつも踊っているように動いてみよう。

常に全身の筋肉・関節が連動して動くのが感じられるかな?

意識してみて!

 

ラテンでも日本舞踊でも気分に合わせて楽しくどうぞ!

調子にのりすぎて、コケたり、ぶつけたりしないでね()

 

●動きにアソビを。

「ダンサーになる」に関連すること。

動きにちょっと遊びがあったりするのが、いい具合に準備に

なるようです。

物を持つとき、一直線に持つ動作に入らず、手も足も、ちょっと

遊びの動きを入れながら、その流れの中で、スッと持つ。

 

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■体の各部分

 

精神的に緊張した後は、色々なところに、肉体的緊張が

残ったままになっています。ゆっくり動かしてみると、緩み、

今まで緊張していたことに気がつきます。

 

●頭

頭はいろんな方向に動けるが、基本的には、脳を水平に

保つ感じが良いのでは。

 

●顎

顎というとき、通常、顔の下端だと捕らえるけれど、顎の

付け根は、耳の前辺り。つまり、口を開けるときはそこから

動いていますね。

頭を緩めてボーっとしたい時、顎を付け根から緩ませませ

て、軽く口を開けてボーっ。

 

●肩の力を抜こう

肘が肩の真下に落ちているかどうか。

上腕の骨がぶらぶらしているイメージ。

腕を使うときも、できるだけ、対象物を体に寄せる。

体幹に寄せてくるようにする。肘が肩の下に来る状態を保ち、

二の腕の筋肉をあまり使わない状態で使う。

 

●肩を下げる

緊張すると、肩が上がってしまいやすい方。

息を吐きつつ、肋骨の下の方を意識すると、肩を下げら

れます。

最近は、いつも、いかにして肩を下げるかを意識しています。

 

●肩を緩める体操 <お薦め!>

 

歩いてぶらぶら

胸の前で、両手の指をごく軽く組む。

歩きながら、肘をぶらぶらさせる。

肩がどんどんゆるみます。

 

1、普通に「前に習え」をしてみます。

2、いったん、ぶらんとさせた両腕を上に畳むようにして、

指先を肋骨上部に当てる。それから、鎖骨も肋骨もまるごと

腕の一部だと思いながら、ゆっくり、指先から手が伸びるよう

に「前に習え」をする。

2の方が、肩が緩んで、手がより前まで伸びるはず。

 

そんな風に、

いったん、ぶらんとさせた腕を上に畳み、指先を肋骨上部

に当て、肋骨も腕だとイメージしながら、色々な方向に

腕を動かしてみましょう。指先から伸びて行くようにします。

 

この体操の時以外も、指先をいったん胸に当ててから

腕を使うと、無理(力み)が少ないようです。

 

●股関節

「●全身を連動させる」の項目にも書きましたが、股関節

が動ける状態を保つのもとても大事だと思います。

上半身ばかり使っている人はかなり固まっちゃってますよ。

 

肩を下げるポイントが肘、股関節をゆるませるポイントが

膝なのかなと思っています。

 

   一日一度は足の屈伸を

すごくゆっくり丁寧に。世界一遅くやるくらいのつもりで。

 

足を曲げるとき、膝が前に出るように足を曲げますが、

そのとき、股関節は少し後ろに引っ込むようにすると

バランスがとれ、無理がありません。

 

お辞儀のように、膝を曲げず前傾するときは、「水飲み鳥」の

動きをイメージして動くと上手くいくようです。

 

 

●関節は基本的には伸ばしきらない

いつでも反応できる体でいるために、手、足、背骨など、伸び

きらない、固まらない。

 

特に肘、膝。曲げるというほどではないが、どうにでも動ける

ようにゆるゆると。

 

●指 

ピアニストにとってとても大事なのに、ごく最近、深く意識する

ようになりました。

 

手を使うとき、基本的には、指を伸ばした状態よりも、指先を

少しだけ、軽く内側に曲げた状態の方が、無理な力みなく動

けるのではないかなと思います。

 

小指、薬指は、小さく丸めて締めるように使うと良く、

人差し指は伸ばし気味で使うと良いそうです。

何でもかんでもではないと思いますが。

 

指先を少し敏感にしておき、何に触れるときも、丁寧に触れ、

感触を味わう。

 

ピアノを弾くとき、指先で鍵盤の感触、あるいは重さをよく味

わう。

最近は、指を卵型に丸めてストンと落とすのではなく、もう少し、

伸ばし気味なところから、掴むような動きをして、第一関節、

第二関節も動かして弾いています。

 

足の指も、ごく軽く丸め、歩くときも、ほんの少しですが

一歩一歩、地面をつかむような動きをしています。

 

これと関連して、タビソックス、タビシューズもお薦めです。

足指が使いやすく、良い動きに向けて効果的です。

 

●立ってやってみる

上手に足を使ってバランスをとるために、座ってやっている

ことを立ってやってみる。

 

 

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●衰えに対処 

 

年齢を重ねると衰える体。その衰えの幅が大きいのは

バランス、柔軟性、敏捷性、筋力の順だそうです。

筋力は表面ほど衰えやすく、内面ほど衰えないそうです。

 

バランスボード

最近、よくバランスボードに乗っています。

降りた後、心身の落ち着きを感じます。

また、エスカレーターに乗っているとき、よく一本足で立

っています。バランスと筋力の両方を鍛えられますよね。

 

バランスについては、「後ろから見る」のところで書いた

ように、全方位の音を聴いたり、温度を感じてみたりする

と良さそうです。

 

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●「動かす」から「感じる」へ

 

頭が、体に指令を出すものではなく、五感を受け取る

役目をするものと思ってみたらどうだろう。

 

何か持つとき、動かすとき、触れたら一瞬でも触感を味わっ

てから動かす。

 

手はもちろん、床に触れる足や、イスに触れるお尻の感触

なども味わうとさらにバランスがとれる。

 

●「準備」「実行」「後始末」

個人的な話ですが、子供の頃、習字で習った「トン・スー・トン」

は今も使える。

 

「トン・スー・トン」とは、筆先をしっかり置いて、すーっと動かし、

しっかり止める。

それと同じように、物に触れ、ここで感触を味わい、

すっと動かし、

止めるときにまた感触を味わう

 

よくいう「準備」「実行」「後始末」そのものですね。

 

 

自分だけが動くときは、体の中の感覚を味わう。

それによって全身が連動しはじめる。

 

体を動かすのではなく、体が自然にいろいろなことに反応

できる体勢をとっておきさえすればよい。

 

 

●内観運動

体の意思を感じとり、それを生かして動くような体操。

現代舞踏のような動きになります。

 

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●そうなっちゃうように

 

新しい動きを覚えるとき、はじめは意識しないと、分からない

かもしれないが、それを無意識のレベルに落とし込む。

 

意識して動いたら、もう不自然。(バランス研究所 小関勲)

自然にそうなっちゃうようにもって行く。(武術家 甲野善紀)

 

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●イメージがあれば自動で動く?

 

「初動負荷10倍想定理論」のところにも書き足しましたが、

あらゆるものが自動で動くイメージを持ちます。

 

ドアを開けるとき、そのドアがこれからどう動くのか

かばんを持つとき、このかばんがこれからどうなるのか

イメージ。

できるだけ筋力を使わないように開けたり、持ったりするわけ

です。

歩くときは、床が自動で動くかのように、キーボードをタイプ

するとき、それが自然に下がるかのようにイメージ。

 

もちろん、自動では動かないけれど、その動きのイメージが

あると、ぐっと楽!

 

ピアノ・・・始めに音ありき。

その音に沿ってピアノ内部が動き、それにそって

体が動く。・・・とイメージ。

 

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●無意識の動き

 

#呼吸。

始めにも書いた呼吸ですが、呼吸は、それによって体内は

結構動きます。深い呼吸は最高の体内マッサージ。

寝る直前に心穏やかに深く呼吸できるようにしておけば、

寝てる間中最高のマッサージが受けられます。

 

#寝返り。

疲れた時には、寝返りも派手になるでしょう()

あれも、体が自然にやってくれる最高のストレッチ。

何の疲れも無いなら、寝返りも必要ないでしょうが、

疲れても、寝返りしない方は、体がこわばったままなの

ではないでしょうか。

寝る直前に、入浴と体操で、こわばりをとっておくことで、

寝返りも出るかもしれません。

しかし、寝冷えには気をつけなければいけないところが

難しいですね。

 

#くしゃみ、咳

異物を出すだけでなく、体のつまりをほぐしてくれる役目

もあるそうです。ぎゃくにおかしな体勢でやると骨が折れ

てしまったりもするようです。

万全の体勢で!()

 

#下痢

神経性の下痢なんというのもありますよね。

下痢によって、頭を緩めるという働きがあるそうです。

 

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●内向きと外向きの力

 

胴体部分は、内側にキュっとしまるように力を向け、

手先、足先は外側に広がるように力を向ける。

いずれもごく軽く。

 

といったことを最近試しています。

 

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●小物を持ってみる

体が重くだるいとき、あえて両手に小物(携帯電話くらいの重さ)

を持って歩くと、何も持たないより、歩きやすい気がします。

 

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●四つんばい

 

体がこわばっているときに、四つんばいで動くとあちこち

ポキポキ音がして、だんだん動きがスムーズになる気が

します。

また、呼吸や消化もスムーズになるそうです。

 

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●テレビ、雑誌

 

テレビや雑誌の健康記事は、人が飛びつきそうなものを

載せていることがほとんど。良いことを確かめているとは

思えないものも多い。

 

それぞれがバラバラなので、それぞれが良くても、全体

としてまとまらない。

 

しかし、考えてみれば、ここでこうして書いていることも、

僕の感じたことではあるけれど、色々な人のアイデアを

寄せ集めてもいます。

ぜひ別途紹介している、ボディ・ワーク等、創始者の本を

読んだり、講座を体験してみると良いかと思います。

 

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●心と体

 

心と体はいつもセット。

心が締まれば、体も締まる。心が緩めば、体も緩む。

体を締めれば、心も締まる。体を緩めれば、心も緩む。

 

ただし、同じ締まる方向でも、

大変なプレッシャーがあれば、強張って、苦しくつらい。

いい具合に責任感、使命感があれば、しゃきっとする。

 

同じ緩む方向でも、

だらっと緩んでぐだぐだしたり、眠くなったり、

穏やかで気持ちよく、いい具合に行動できる。

 

自分の様々な行動、身の回りのできごとで、体は一瞬で

大きく変わることがあります。

それは色々な体操や施術よりも、ずっと大きく変化する

ことがあります。

 

 

<過去の体験>

 

#プレッシャーのかかる仕事で、全身がちがちになりました。

長谷川浄潤先生の整体を受けたら、その仕事はまだある

のに、凄!く楽になりました。

 

#司法書士試験の勉強をやめると決めた瞬間に、体が

浮きそうなほど楽になりました。

 

#厳しい食事療法中、アフリカの音楽をかけて踊っていたら、

突然号泣してしまいました。翌日、目が覚めたら、つきもの

がとれたように、ものすごく心が楽になっていました。

 

#岩手三陸沖の被災地を訪れました。

行くと決めた瞬間から、体も心も引き締まり、だるさが

消え、行動的になりました。

 

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●体はとっても面白い!

 

 好奇心を持って、どこまでも探っていこう。

 

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■このページに関連した体操など■

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●足湯 肘湯 <お薦め!>

 

足湯・・・冷えや、頭の疲れを中心に、何でも万能だそうです。

熱めのお湯に6分。

左右の赤くなり具合に差があるときは、赤くなった方は湯から

出して拭いてから、赤くない方を+2分温める。

 


肘湯・・・頭や目の疲れ、それらからくる肩こりに

(腱鞘炎のページで書いたものと同じです。)


肩や首の凝っている側の肘だけをお風呂より少し熱めのお湯で

10分温める。
   

のんびり、大口をあけてあくびを待ちます。数回あくびが出れば
首や頭の疲れも抜けていきます。

「あくび」は最高の呼吸法だそうですよ!

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●目を温める・・・頭や目の疲れに

          (腱鞘炎のページで書いたものと同じです。)

 

温かいおしぼりや、アイマスクなどで、各10-15分 できれば

目の横の方まで。

  温め用で、ジェル状の長〜いアイマスクがあるのでこれも

便利なのですが、蒸らしたおしぼりの、蒸気が体の中に入っ

ていき、これがとても良いんだとか。

またずっと温め続けるのは良くないので、すぐ冷めてしまって、

温めなすためにちょっと間があいて目が冷える時間のある

タオルの方がそういう意味でも良いのだそうです。
       

入浴中にやると手間がかからなくていいですよ。


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●頭の疲労をとる体操
        (腱鞘炎のページで書いたものと同じです。)
A(簡略版)

手を後ろに組んで、肩甲骨をさらに内側にぐっと寄せる、腕も

さらに上げる。
息を少しずつはきながら、頭を後ろにそらす。

B(本格版 整体法)

(1〜4は息を吐きながら)
 1、両手首をそらせ、手を後ろに上げていく。
 2、上を向き、できるだけ頭を後ろに。
 3、後ろの両手を内側へグッと寄せる。
 4、腰も後ろに持ち上げる。
 5、吐ききったら、一気にゆるめる。

C おまけ 

頭の皮をよく動かす。
目を大きく、縦に見開いたり、横に見開いたり。耳を開くような

感じとか。分かるかな() 結構効きましたよ!

 

☆この体操や伸び、肘湯などをして、頭の疲れをとってから

寝ると、より深く眠れるようになります!

 

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●背骨を整える

 

仰向けに寝転がり、膝を立てます。少しおへそをへこませ、

お尻を下から少しずつ持ち上げます。背骨を一つずつ

24個ある)上げられるとこまで、上げて行き、また一個ずつ

下ろしてくる。これを2回もやれば、初めよりず〜っと整う

はずです。

 

ためしに、寝転がったあと、やる前と、やった後で、腰の下

に手のひらを入れて、高さを比べてみてください。多くの人

は、明らかに変わると思います。

 

これだけだと、背骨の下半分しかできないので、今度は

立ってやります。

立って、まず正面を向き、視線を少しずつ下げていきます。

首の骨が一個一個動いて前に傾いていくようにします。

背骨の一番下の骨まで動いたら、今度はゆっくり視線を上

げて、正面に戻します。

 

慣れてくれれば、背骨一個一個の動きを感じられますよ。

 

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●「甘いものはダメ!」

・・・こう書いたとたんにそっぽを向かれそうですが()

 

某治療法一日体験講習を受けた。その治療法とは関係ない

のだが、先生が言ったこの言葉、普段から聞きなれたことば

ではあるが、先生の厳しくも、ちょっと悲壮感すら漂う表情と

あいまって、とても強烈な印象が残っている。

 

「甘いものはダメ!」

 

「テレビで果物がどーのこーの言ってるけど、たとえば昔の

すっぱいリンゴならともかく、今のあまーい蜜のたっぷり入っ

たリンゴなんてだめだめ。」

 

「朝起きれないとか、だるいとか言ってる人は甘いものを

やめれば、すぐ良くなる!」

 

「とにかく甘いものはダメ!」 ・・・だそうです。

 

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「背骨を整える」は「フェルデン・クライス」や「ピラティス」で使わ

れるエクササイズだそうです。「フェルデン・クライス」「ピラティス」

については「ボディワーク」の項をごらんください。

 

「足湯・肘湯」「目の温め」や、「頭の疲労をとる体操」は野口

整体のエクササイズより。

 

 

★お世話になった方々のごく一部

 

小野ひとみ先生(アレクサンダー・テクニック」

星野稔先生(「太極気功十五勢」)、

長谷川浄潤先生(野口整体ほか)

角田功先生(野口整体)

長谷川智先生(山伏、ヨガ、武術、整体)

野口裕之(野口整体・身体教育研究)

甲野善紀先生(武術家)  

甲野陽紀先生(身体操法研究家)

 

以下のお二人からは、一度ずつしか受講していませんが、とても良い講座でした。

光岡英稔(韓氏意拳)

小関勲 (バランストレーナー)

 

・以下、面識はありませんが、本で、あるいは人を通じて学ばせて頂いてます。

野口三千三先生(野口体操)

野口晴哉先生(野口整体)

橋本敬三先生(操体法)

 

ありがとうございます。

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●リンク●

Swingyの練習日記より、「心と身体」に関するページを抽出

http://kokokarajazzpiano.blog118.fc2.com/blog-category-3.html

 

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・小関アスリートバランス研究所

「バランス」をキーワードに講座やグッズの制作販売しています。

メルマガもあり、毎日、うなってしまうような言葉が届きますよ。

http://www.kablabo.com/

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慢性疲労に関してお薦めのHP

慢性疲労症候群(CFS)の治療法と疲労回復への道

(ウマコさんのブログ)

http://hou.jugem.cc/

治療回復の記録とともに、慢性疲労症候群に関する情報が

たくさんあります。

 

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以上、Swingy記載

Swingyの健康法 メニューへ

トップはこちら→ HP「ジャズピアノ弾こうよ!」

 

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