冷え性、乾き、鼻炎



「冷えは病気の元、乾きは老化の元」 だそうです。


まず、冷えからお話します。

冷え性、冷えていること自体がつらいし、動きたくないし、何かすると
とても痛めやすいですよね。

僕もずいぶん冷えていましたが、以下に記したことや、他の項での
健康法をやりながら、もう随分解消されてきました。皆さんのお役にも
立てますように!


1.内側から温める。
 
 ・散歩など軽い運動を長時間続ける。
  掃除などの家事もいいですよ。色んな体勢で色んな筋肉を使います。

 ・呼吸を大きくゆったりする。・・・など「全体的なこと」のページ
  で書いたことは、当然大事。
  演奏前、緊張していて、動いてもだめなときは、ゆったりして
  いたほうがかえって血の巡りが良くなりますよ。

 ・首を回す。一周30秒-60秒くらいかけてゆーっくり。
  360度それぞれの角度に軽くストレッチするつもりで。

 ・大きくゆったり腕を回す。

 ・手を温めたい場合、手、指をよくもみほぐす。
  こするより、もんだほうが、温かさが長く持つと思います。

 ・合掌(手を合わす)。 これ、意外と早く手が温まる。 お試しを!!
  人前など、それが恥ずかしくてできないときは、片手ずつでも、軽く
  手を握っている(ゲンコツにする)だけでも温まりますよ。

 ・生姜湯。生姜紅茶などを飲む。


2.外から温める


 ・足湯

  冷え性にも、なんとなくいつもだるいという人にもお薦め!
  毎朝、足湯。足首までを6-8分、かなり熱めのお湯で温める。
  冷めたら、お湯を足して、熱めのお湯で。

  風邪をひいた時にも、ぜひ、足湯をしてゆっくり休みましょう。
  熱が上がって、体がウィルスをやっつけてくれます。
  熱が上がりますから、ちょっと水でも飲んで、さっさと寝ましょう。

 ・ピアノを弾く前後に、肘をお湯につける。5分温め、5分休み、5分温める。 

 ・手先を温めたい場合などは、薬局でワセリンを買って、
  それを手に塗り、こすると温まってきます。
  ただしべたつくので、拭くものも必要。

 ・今、気になっているのが、床からの冷え。
  教室のフローリング、きれいなのだけれど、足裏から
  冷えるので、カーペットを敷こうと思っています。


3.普段の心がけ

 ・「リラックス!!」冷えたのには原因があります。例えば運動不足、
  そして、意外と気がつかないのが、あるいは、気がついてもほったら
  かしにされているのが、緊張、ストレス! 心が緊張すると、筋肉も
  緊張し、血行が悪くなり、体が冷えていきます。
  緊張しない方法は別に譲るとして、緊張を解く時間を作ろう!
  食後ゆったり10分。寝る前に好きな音楽をぼーっと10分。
    すっごく大事!!

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     ・食事 暑い地域の食べ物、飲み物は体を冷やすものが多く、
   寒い地域の食べ物、飲み物は体を温めるものが多いとのことです。
   コーヒー、緑茶は熱くても、冷えてしまいます。
   水分は大切だけど、体を冷やしてしまうので、少しずつ飲む。
   点滴も少しずつであることに意味があるらしい。
   対症療法的ではありますが、野菜は生野菜より、温めた根菜類を。
   ただし、症状が改善されたら、生野菜もとりましょう。
   守りすぎると体が弱くなるようです。
    
 ・入浴後など、汗を冷やさないように! 温まりすぎた状態で、すぐ
  寝ると、汗をかいて冷えたり、すぐふとんをけってしまったりして
  寝冷えするので、適度に冷めてからねる。
  体が固い人は、入浴後の温まっているときに、ストレッチやヨガなどを
  すれば、比較的、筋肉への負担無くできるようです。
  手足が冷えやすい人は、手のひら、足の裏などを揉みほぐしておきましょう。

 ・背伸び運動。ふくらはぎに筋肉をつけると、血液の循環が
  よくなり、冷え性改善へ。
 
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 <ある整体の先生からの冷え性改善アドバイス>

○温冷浴 ・・・お風呂の入いるとき、温かいお湯と、ストレスにならない
   程度に刺激のある冷たい水に交互につかる。
   1分ずつ3〜5セット。
   体が慣れてしまうので、あまり長期間やらないこと。

○筋肉をつける ・・・特に背筋。自律神経に一番近い為→冷えは自律神経の問題でも
   あるとのこと。

○末梢血管の反応を鍛える ・・・氷水の中に1分〜2分手首までをつける。
   お腹が冷える人は足も。
   (超つらい!! ファイト!!)

○副交感神経を常に優位に ・・・つまりいつもリラックスしていることです。
   いつも緊張していると血管が硬くなっている
   ので血管の伸縮が上手く出来ていません。 
   そうすると寒いのにあったかくならない。


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<こんなにある、乾きの症状>

唇が乾く、荒れる
肌があちこちかゆくなる
鼻水が出る・・・大切な粘膜に水分を集中させてしまうために起きる現象。
冷たい空気に触れると、鼻の粘膜が痛みを感じる・・・粘膜が乾いてしまった状態。
目が疲れやすくなる
むくむ・・・乾きを感じるからこそ、砂漠のラクダのように水分を溜め込む。
咳が常習化する。
爪が割れる。(鉄分、ビタミンAの不足も)
水がすごくおいしく感じる。


・乾きの原因
 
空気の乾燥
  薬

コーヒー
タバコ
濃い味付けの食べ物や甘いものなど、後で、何か飲みたくなるようなもの。
PC等、目の使いすぎ
(PCの使用時はぜひお水を手元においてちびちび飲みながら)

★乾燥する時期(10〜4月)は、水を少しずつ、こまめに飲む。
「加湿器を使うのではなく、乾燥しているところで、少しずつ
水を飲むのが理想的な健康法」だそうです。
「水分」なら良いのではなく、「水」そのものを飲むのが良いです。


<鼻炎は治る!>

不思議と鼻炎に一番効果があったこと!

「フローリングで寝る」

もちろん、布団はひくよ(笑)
たたみの部屋で寝てる人はフローリングの部屋で寝るのを試してみて。
古い布団で寝てる人は、布団を新しくするか、まめに掃除機をかける。

フローリングはしばらく毎日拭き掃除をする。
朝は目が覚めたら、体が冷えないうちにさっさと起きる。

もちろん、普段から掃除はまめに。
たまにはカーテンもあらう。
カーペットはなるべくやめるか、きちんと掃除する。
掃除はマスクをして、掃除中はもちろん、掃除後も30分まどを
あけて換気をしよう。

鼻づまりには、アロマオイルの「ペパーミント」が効果あり。
ただし、覚醒作用もあるので、落ち着けてくれるラベンダーも

加えるといいそうです。

冷え性があったら治す。

冷え性のところに書いたことは鼻炎にも共通するよ。

<季節による体の変化>
「呼吸を感じよう!」

人間の体にはもちろんリズムがありまして、季節に連動した1年周期で見ると、
冬は引き締まり、春は緩みます。緩むのは1月23日頃から。123なので覚えやすい
ですね。

大げさに言えば、新しく生まれ変わる日。赤ん坊の1日1日がぐんぐん変化していく
ように、大人もこの時期はぐんぐん変化していきます。まず1月末に頭、首がゆるみ、
2月中旬には肩甲骨がゆるみ、3月末には骨盤が緩むそうです。

体がこわばっていると、発熱して一気に緩めようとする働きが起こります。
風邪をひいたあなた、思い当たるでしょう(笑)。
強張りが慢性化して鈍ると、発熱もしないので、熱がでるならまだマシ。
早い時期(1月中)ならなお良いということで、喜んどいてください(笑)。

簡単に緩む方法として、僕がお薦めするのは、自分の呼吸を感じること。
肋骨が膨らんだり縮んだり、さらに他のところも動いていくのを感じて
みましょう。咳やくしゃみが、肋骨を緩ませるためであることも多いです。
咳を引きずらないためにも、普段から緩ませておきましょう(笑)。

具合が悪い方も、悩みを抱えた方も、「うう・・・」と喉を絞めたりせず、
喉を、胸を、体を解放していきましょう! 
意外と、その力みで、余分に苦しんでいたんじゃないかと気がつくことが
あります。


もっとも僕も、先日、整体の先生に「文字通り胸がつかえてる状態ですね。
もっと情熱の赴くままに生きてみませんか?」なんて言われてしまいました。

「無理です!」と即答しましたが(笑)。

発熱にはウィルスをやっつけたり、体を緩ませる他、汗をかくという目的が
あります。薬、食品添加物、あるいはストレスから生ずる悪玉物質なども、
汗からなら出すことができるんです。

汗がどっと出そうな辛いものを食べたがる方は、毒素がたまってるかもです。

某サッカー選手がスペインにいた頃、「風邪を引いたら、サウナを勧められた。
熱があるのに何でわざわざ?」 と言ってましたが、汗をかくことで早く毒素を
だし、発熱の必要をなくすためなのだと思います。ただし、負担も大きいと思う
ので、長く入らないようにね。

その他の方法としては、以前も紹介した「風邪の効用」(ちくま書房 野口晴哉)
をご覧下さい。

休息とは息を休めると書きますね。息抜きも息を抜くのでありまして、息が穏やか
にならなければ、仕事場から離れても身も心も休まらないのです。それで、
「呼吸を感じよう!」となる訳です。

昨日「腰痛は怒りである」という本にも仏陀も「2〜3回深呼吸したあとは、ただ
ただ呼吸を感じるということをしていた」と書いてありました。
疲れの残る方は、寝る直前だけでもぜひ! あとは食事の後、電車で座れた時など
頭も前に落としてできるだけリラックスしながらやってみてください。



「風邪の予防とケア」

ぬらして絞ったタオルを振り回すと、部屋中のカゼのウィルスを吸い取ることが
できるんですよ。

濡れるとウィルスは死ぬので、あとは普通に洗っておけばOK.
さらに、上の方だけ暖めてしまった空気を循環させて、部屋全体を同じ温度にする
ことができ、暖房(夏は冷房)の効果がぐっとアップします。あとは、照明にぶつ
けてほこりがまったりしないように気をつけるだけ。10-20回振り回してみてください。

風邪をひくと抗生物質を飲むことも多いかと思います。抗生物質を飲むと腸内細菌が
全滅するそうで、抗生物質を飲んでいる間と、飲み終わってから1週間は動物性蛋白質
をとらないようにしておくと良いそうです。


最近「毒出し」が流行っていますが、風邪というのは基本的に排泄作用だそうです
から、自然の毒出しなのです。風邪で毒を排泄している時に、わざわざ薬という毒
を飲んでそれを止めて、後でまたお金も時間もかけて「毒だし」をするというのは
実は2度手間なのですが、まあ、僕も後で運動しなきゃならないとわかっていて甘い
ものを食べてしまうので偉そうに言えませんね(笑)。

毒素がたまっているのに汗をかかず、風邪も薬で押さえ込むと、今度は皮膚病として
それを出そうとします。それを薬で抑えると、ぜんそくなど、また別の病気となって
毒を出すことになり、自転車操業に・・・。

ですから汗をかくことはとても大事ですが、できるだけすぐに拭くこと。汗を冷やす
のはもちろん良くないですし、出した毒素を再吸収するのも良くないですから。

夏のうちにたくさん汗をかいておけば(そして冷やさなければ)、一年健康でいられる
と言われるほどなんですよ。
風邪の後、いつも咳が残る人、風邪をひいているときに、こまめに水を飲む。頭や目を
疲れさせない。また、いつもきれいなお肌でいたい方も、10-3月はこまめにお水を飲む
ことをお薦めします。

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ここまでSwingy記載。
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