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ジャズピアノ基礎練習 前書き〜1.リズム




<<前書き>>  

基礎的な練習を4種類に分けて書いていきます。
その際、リズムトレーニング、スケール、コード、曲など
全部少しづつ、平行してやっていこう。
1時間やるなら、それぞれ、5-10分、5-10分、10-20分、30分
程度でどうでしょうか。



 ・・・練習での留意点・・・

♪先に体や指をほぐしておこう。ノリの良いジャズを聴きながら、
 体を動かすのもお薦め!
♪一定のテンポでやるべきものは、メトロノームに合わせて練習する。 
♪間違えた所は必ずチェックし、細かく区切りゆっくり弾く。
 徐々に前から徐々に速く。出来た後も、それまで間違えた回数くらい、
 繰り返そう。
♪音楽の仕組みがわかると、弾きやすくなるし、色々なことができる
 ようになるよ。スケールやコード、コード進行を勉強しよう。


♪さあ、いよいよ練習開始だよ!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 <<リズム>>


12.9.1 『スウィング』

ジャズ特有のノリであるスウィング。細かく言えば、人により、あるいは
曲により、テンポにより様々なのですが、まずは、できるだけシンプルに
楽譜に書いてみました。
   ↓
スウィングしよう!(ジャズにおける譜面の読み書きの注意)

このスウィングの独特のノリを体得するのに苦労されている方も
多いです。(僕も含む)

体得するには、自分よりノリのいいミュージシャンとやるのが、一番
ですが、教材もご紹介しておきます。

「ジャズフレージング・ブック」(CDつき) なら春子


『リズム・トレーニング』

基本的なリズム感をやしなうトレーニングです。

1) メトロノームを表拍に聞く。
   足で表拍を踏み、手で裏拍を叩く。
   イチニイサンシイイチニイ・・・ と数えながら
   ドタドタドタドタドタドタ・・・

2) メトロノームを裏拍に聞く。
   手で表拍を叩き、足で裏拍を踏む。
   タドタド・・・

  まずメトロームをタンタンタンタンと聞いていますね。
  この聞き方を変えていきます。

 タ・ン・タ・ン・タ・ン・タ・ン と4拍を8分音符で聞きます。
 「タ」にアクセントをつけて数えながら、どこかの「タ」で一瞬切り、
 (ただしテンポは止めない、言葉を短くするだけ)
 「ン」にアクセントをつけて数え始めます。
 
 タ・ン・タ・ン・タ・ン・タ・ン・タ|
 ン・タ・ン・タ・ン・タ・ン・タ
 イ・チ・ニ・イ・サ・ン・シ・イ・

 すると、メトロノームの音を裏拍に聞くことができます。

 
3) メトロノームを表拍に聞く。 足で表拍を踏み、
   手で、Swingした裏拍を叩く。ドータドータ

   同じリズムをピアノを使ってやってみよう。
   左手が表拍、右手がswingした裏拍を弾く。
   その逆。 
   右手の色んな指で。親指と人差し指など。


4) メトロノームを、Swingした裏拍に聞く。
  手で表拍を叩く。
   カ、カ、カ、カ、カンー、カンー、カンー、カンー
   カ・ターカ、ターカ、ターカ・・
  (メトロノームが「カ」 手が「タ」)
  分からなかったらごめん。


*それぞれ、手を叩けたら、ピアノを使ってリズムトレーニングをします。
レッスンでは、人によりますが、はじめてやった頃と比べて、早いテンポで
できるようになったなあ、と思ったらら次に進んでいます。
その先も、出来るところまでやってみて下さい。

また、ピアニストであっても、リズムを出している楽器、つまり、ドラムや
ベースが何をやっているのかを知ることは、とても大切です。

こちらのページ↓↓ で、ベースやドラムの教則本、DVDも紹介しています。
ので、少しずつ購入してご覧になるとよいと思います。
楽譜、教則本などの紹介

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